5月31日(月),桂島・野々島に行って来ました。写真と動画で報告します。今日は,その第7回です。
宇内浜です。干潮のため島と地続きになっています。
夜泣き地蔵・六地蔵の説明板です。倒れてしまっています。
夜泣き地蔵です。子供の夜泣きが治ると言い伝えられ,各家々ではこのお地蔵様にお願いしたそうです。
夜泣き地蔵の近くに(向かって左側,一つ置いて)六地蔵があります。古代インドでは生類は六道(天道(天上道とも)・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)を輪廻転生する(つまり,永遠に死なない。)とされ,これは苦痛であると捉えていました。釈迦(ガーダマ・シッダールタ)はこの世のことはすべて無常と悟ることによって,この輪廻の輪から抜け出る(解脱する)ことができると考えました。解脱すると仏陀(如来)となりますが,一歩手前の存在が菩薩です。お地蔵さまも菩薩です(地蔵菩薩)。では,どれが天(上)道の地蔵菩薩で,どれが地獄道の地蔵菩薩なのでしょうか。必ずしも向かって右又は左から順に並んでいるわけではないようです。簡単に言えば印相(いんぞう,手の指の形)又は持物(じもつ,手に持つ物)が違うのです。残念ながら,ここの六地蔵は何かを持っているようには見えません。課題は寒風沢島の六地蔵の写真撮影まで持ち越すことにします。
観音堂です。元・熊野神社があった所のようです。
浦戸諸島開発総合センター(ブルーセンター,塩竈市浦戸野々島字河岸)です。
時間があったので,近くの高台から西側の海を望みます。
野々島桟橋から塩竈市営汽船に乗ります。
通常であれば約31分でマリンゲート塩釜(塩釜港旅客ターミナル,塩竈市港町一丁目)に到着する(運賃は580円です。)のですが,干潮のため航路が変更され,約15分遅れての到着でした。
浦戸諸島は素晴らしい!近いうちに,また行きたいと思います。
【9月8日(水)追記】
野々島共葬墓地の六地蔵について,「何かを持っているようには見えません。」と記載しましたが,それは観察が足りなかっただけのようです。申し訳ありません。