12月23日(水),宮城県塩竈市内の小中学生に対し,竈札(かまどふだ)6番札「千賀の浦」が配布されました。「千賀の浦」とは塩竈湾のことです。竈札は,1番札が鹽竈神社(塩竈市一森山)に,2番札が旧亀井邸(塩竈市宮町)に,3番札が旧ゑびや旅館(塩竈市本町)に,4番札が杉村淳美術館(同)に,5番札(シークレット札)が塩竈市内の3つの場所(遊覧船の切符を買う所,仲卸市場のマイ海鮮丼を食べる所,市役所で案内してもらう所)にあります(シークレット札がある場所は,塩竈市政策課のチラシに書かれています。)。また,2種類以上の札を集めて鹽竈神社に持って行くと,「御神塩」を貰うことができます。このように,塩竈の歴史のある場所のイラスト(裏には「竈」の字の書き順が書かれています。)で,小中学生(及びその家族)に対し,地元である塩竈市に関心を持ってもらうことを目的としたとても良い企画だと思います。
私は,地元の者がその地元に関心を持つことが極めて大切であると思います。地元の者が関心を持たない所への「インバウンド」(訪日外国人旅行者)誘致など論外でしょう。