7月15日(月,海の日),第77回塩竈みなと祭が斎行されました。塩竈みなと祭は平成26年11月26日に,ふるさとイベント大賞第1回「内閣総理大臣賞」を受賞しています。延喜式内名神大社・志波彦神社,陸奥國一之宮・鹽竈神社の御神輿を奉安した御座船「龍鳳丸」,「鳳凰丸」が日本三景・松島湾を巡行します。東日本大震災においても中止せず継続して実施し,被災地の復興の象徴になりました。東北の夏祭りはここから始まります。写真と動画で報告します。
志波彦神社の御神輿です。鹽竈神社の御神輿が塩竈市内を巡行する御祭りは年に3回ありますが,志波彦神社の御神輿が巡行するのは,この塩竈みなと祭だけです。
鹽竈神社の御神輿です。
午前10時15分頃から,志波彦神社,鹽竈神社の順で,御神輿が表参道上をお下りになられます。神職,来賓,御神輿の前後を供奉する各団体らも下ります。まず,志波彦神社です。
次に鹽竈神社です。
西埠頭に先回りして,御神輿をお待ちします。御神輿は午前11時45分頃西埠頭に御到着です。そして,御神輿は御座船に乗ります。志波彦神社の御座船は龍鳳丸,鹽竈神社の御座船は鳳凰丸です。志波彦神社の御神輿は,塩竈市魚市場の新築を記念して昭和39年に水産業者らによって奉納されたものです。鹽竈神社の御神輿は享保年間(1716年から1736年頃)に製作されたものとのことです。朱雀連万燈神輿(女神輿)を見学します。
志波彦神社,鹽竈神社御両社の御神輿が到着しました。
大漁唄込船です。
午後零時15分頃,御座船は供奉船約80隻を従えて御発船です。神輿海上渡御です。御座船は宮城郡七ヶ浜町の代ヶ崎浜前を通過し,龍鳳丸は松島海岸,塩竈市の離島である浦戸諸島(寒風沢島,石浜,野々島,桂島)に寄港します。鳳凰丸は花渕浜,塩竈市魚市場に寄港し,塩釜水産物仲卸市場周辺を渡御します。これは1年交替です。
午後1時から陸上パレードが開催されます。そのうち,午後2時からの「よしこの塩釜」小学生の部を見学しました。
天気予報が良い方に外れ,暑くなって来ました。これから「一人直会」(笑)です。途中,「よしこの塩釜」に参加する塩竈市立第二中学校の生徒達に会いました。
「一人直会」の後,JR仙石線・本塩釜駅(塩竈市海岸通)神社参道口前に志波彦神社,鹽竈神社御両社の御神輿がやって来ました。私はこれで帰宅します。