美味い飯を自由に一緒に食べるcompanyでありたい。 | Work , Journey & Beautiful

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companyとは一般的に「会社」という意味で用いられる言葉だ。その語源を調べてみたことはあるだろうか。companyとは、「com=一緒に」と「pany=パン」という言葉から成り立っている。つまり、companyとは「ご飯をともに食べる(ためにともに働く)仲間」という意味なのだ。

さて。昨日はミテモの今期、最終営業日だった。

ということで、早めに仕事を切り上げ、整理整頓して、日頃一緒に働いている人たちで神田錦町の「風土はFOODから」に集まって、思い思いに話し合う。飯を食べる。酒を飲む(僕は、略)。

出入り自由。誰が社員で、誰がスタッフで、誰がパートナーで、誰が近所の人たちなのかとか傍目には分からない。

飯を食べて、飲んで、みんなで話すのに、始まりもなければ終わりもない。節もない。乾杯もない。挨拶もない。締めたりしない。当然、集合写真なんて撮らない。「今年一年を振り返ろう」なんて問いは、僕らにとっては野暮で、あまりふさわしくないのだ。

ちなみに、そんな時間にすることを僕が決めたのではない。どんな時間にするかを考えて欲しいんだよね、とお願いした人たちが「ワークショップ的な感じには絶対にしたくないよね」と言っていて、僕は、そうだね、と言っただけだった。

でも、これが、実にミテモらしいと思う。食うことに困らないように一緒に働くのではなく、美味い飯を自由に一緒に食べる(Company)、この感じが僕らが今大事にしていることなんじゃないか、と思う。

美味しいご飯でした。
ごちそうさまでした。