構成主義の原理 | Work , Journey & Beautiful

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 様々な組織変革の手法がこの十数年で生まれてきている。様々なところで、様々なニーズを起源に誕生したそれぞれの手法は、既存の手法を飲み込みつつも新しい流れを生み出している。わけですが、その根底にある原理が抽象的で概念的。その中でも、最も重要な原理の一つが構成主義の原理でしょう。



■構成主義とは

 構成主義ってのは様々な学問分野における「立場」(みたいなもの)で「立場」です。

 例えば社会学における構成主義をみてみると、現実(現実の社会現象や、事実や実態、意味)とは、すべて人々の頭の中で(感情や意識の中で)作り上げられたものであり、それを離れては(越えては)存在しないと考えるわけです。

 平たく言うと、「世界は皆が思い描いた範囲の中で変化していくよ」と言いたいわけで、もーちょい言うなら、「世界は皆の思考をかえていくことで変えることができるよ」という考え方でもあるわけです。


 というわけで構成主義の原理なんて言葉で伝えたいのは、


・組織をかえたいのであれば、組織を構成する人々の思考を変化させなければならない
・集団の頭の中をかえることができるのは「言葉」であり
・「言葉」を「対話」をしながら交換するのが一番手っ取り早い
・だから組織をかえたいなら【皆で】(←これが重要)効果的に対話しましょう。


 ということだったりする。しかし、皆で対話するってなかなか難しいし賛同を得づらい。
概念的かつ抽象的でつまるところ、「そうすることでこうなる」、という事例やストーリーがイメージできないと踏み切れなかったりする。






 AI、OST、FutureSearchなど海外ではちょくちょく成功事例が出てきてるんやけどね。海外の事例って島国日本人にはなかなか響かない。かといって従来のような手法(①あるべき姿があって、②現在の姿があって③ギャップが存在する④そのギャップの原因は何かを考えて、⑤解決策を考える)は複雑すぎる環境に対応できない場面も出て来たし。まずは日本流に「対話」の手法と成功事例の集積が求められるのかも。。