音楽 | 手に余る巨乳と途方もない財産を相続し損ねたチンパンジーを飼育するコツ

手に余る巨乳と途方もない財産を相続し損ねたチンパンジーを飼育するコツ

この世は金と女と権力と甘いものとアルコールと魚料理と格闘技が全てなのは皆さんご存知の通りですが、それ以外について書きます。

突然自分自身の音楽についての変遷を語る。

最初に買ってもらったレコードは仮面ライダースーパー1のテーマだ。単純に当時見ていたから買ってもらっただけだと思う。

その後、本当に欲しくて親にねだって買ってもらった最初のレコードは薬師丸ひろ子の「紳士同盟」だった。親は俺が薬師丸ひろ子のファンなのだろうと思った事だろうが、違う。大して好きじゃなかった。自分でもその曲の何をそんなに気に入ったのか当時は理解出来なかったが、今ならわかる。変だからだ。シリアスな感じから突然、頭悪そうな明るい曲調に変わってまたシリアスに戻る、その変な構成が好きだった。そういえば当時、家にクラシックのレコードがたくさんあったので、それをカセットにワンフレーズ録音し、また別のレコードからワンフレーズ録音、元のレコードに戻ってワンフレーズ、などを繰り返し曲をツギハギにしていろいろ工夫して突拍子もない変な曲を作って遊んでいた。その作品のうちの1つを学校の給食時間に流したところ、先生に「消化に悪いからやめなさい」と軽く怒られた。
当時はその他に

映画音楽や、親父の持っていた洋楽(マイアミサウンドマシーンなど)をたまに聴いていたと思う。

4年生くらいのある日、自宅で友達と遊んでいると、クラスで最も荒っぽい女と、クラスで最も太っている女が縁側から突然侵入して来て、散々俺の家を荒らし、俺の父親のクラシックギターに飛び乗りネックを根元からへし折って帰って行った。わけがわからなかったが、とりあえずそのままギターケースにしまって知らんふりをしていたら、どういう訳か父親は自分が折ったと思ったらしくビスで修理していた。そしてそれを6年生のときに譲り受けた。12フレットで弦高が1センチくらいある超絶順反りクラシックギターだ。


続く