私のBL守護天使さまから下賜いただいたこの作品。
24話あるので💦なかなか見始めることができなかったのですが、やっと完走しました!
私は中国BLを最初から最後まで観たのは初めてなんですが、やはり日本ともタイとも台湾とも違いますね。
貧乏でダサいせいで彼女にフラれた呉所畏(ウー・スオウェイ)は、起業して彼女を見返そうとする。しかし仕事を始めると、なぜかいつも邪魔者が現れる。邪魔者の名は池騁(チー・チョン)。金持ちの御曹司で蛇を愛するイケメンの彼こそが、なんと元カノの現在の恋人だったのだ。自分を捨てた元カノと恋人を奪った池騁にリベンジしようと思い立った呉所畏は、自分が池騁を誘惑して落とせば、2人に逆襲できて一石二鳥と考える。呉所畏の猛アタック作戦に池騁は…?
という物語なんですが、いや~~~久々にキュン泣きできるドラマに出会えました![]()
それでは、この作品の魅力を列挙しましょう![]()
①さすが中国。主役カプもサブカプも文句なくイケメン
日本とかタイとかはやはり、BLドラマに出てくる男子の顔面偏差値がいろいろなんですよね![]()
もちろん好みの問題もありますしね。
でも、さすがは人口14億人の中国!!
このドラマのカプ4人は、BLの顔面偏差値にうるさい私でも文句のつけようがない、納得のイケメン度です。
写真で下になってるウー役のズー・ユーくんは、まあとびきりのイケメンってわけではないんですが💦私はそこが味があって好き。
彼はとにかく表情が豊かだし、イケてない役もハマる彼だからこそ男性版シンデレラ・ストーリーに説得力があるんですよね。
②繊細な感情表現
敵だったはずの男、大嫌いだったはずの男を、いつの間にか好きになる・・・。
これはもうBLの王道、あるあるですね![]()
だからこそ大事なのが、互いに惹かれ合っていく過程の描写。
ウーくんとチーさまが惹かれ合う過程って、すごく繊細に描かれているんですよ。
たとえば、ウーくんはすでにチーさまに惹かれているのに、頑なにそれを認めない。
でも、「とっとと帰れよ!」とチーさまを遠ざけたあと、「もう帰っちゃったかな」と二階から道路をのぞくんです。
無意識に彼の後ろ姿を探しちゃうのね。
もう完全に好きじゃんそれ![]()
そんなウーくんの後ろ姿を、こっそり戻ってきたチーさまが見つけて微笑む。
声はかけない。
でも、気持ちは通じているんです![]()
こういう描写がたくさんあると、どんどんキュン度が高まります!
「冷蔵庫の飴細工」のシーンも、私は完全にウラをかかれて「はっ」としました![]()
③4人全員が騙し騙され、というストーリー展開の面白さ
思うんですけど、日本のBLって、とくに受ちゃんって、本格的に相手を騙してくることってあまりない気がするんですよね。
いや、ビッチ受が純朴な攻くんを罠にかけようとする、なんて話はあれど、たいてい途中でバレちゃう💦
でも、この話は主人公カプとサブカプが互いに本気で騙し合い、受ちゃんの罠がきちんと成功するんです。
受ちゃん同士は親友なんだけど、自分の身に危険が迫れば、受ちゃん同士でも騙し合いしちゃう![]()
そこが新鮮でした。
でもね~、中盤になってチーさまの元カレ(ヘビのような顔立ちで、ヘビのように執念深い、徹底的にイヤなタイプの当て馬💢)が出てきて、2人の仲を引っかき回し始めると、なぜか2人とも元カレにやられっぱなしになってしまうのよ![]()
チーさまはさておき、ウーくんにはもっと痛烈にやり返してほしかったなあ。
このあたりでちょっと話のテイストが変わってしまい、誤解の積み重ねで2人が仲違いして、観てるコッチもつらくてイライラする展開になったのが、残念。
中だるみしないよう変化をつけたかったのだろうけど、私はこういうネチネチしたやりとり、あまり好きじゃないのよね。
爽快な騙し合いのほうが好み。
④自立した受ちゃんの魅力
私は強気受が大好物なので
ウーくんの自立心には大いに魅せられました。
彼はチーさまのおかげで起業するんだけど、決してチーさまに寄りかからない。
いつでも自分で考えて行動するのよね。
最終盤、チーさまが無実の罪で逮捕されたときも、そう。
このとき、ウーくんはチーさまの実家(とんでもない大金持ち
)を訪れ、2人の交際に大反対の両親に会うんだけど、私はてっきり「僕が身をひくので、彼を助けてください」ってお願いしに来たんだと思ったの。
日本だとたいていそうなるよな、と。
ところがウーくんは、「心配かけてすみません。彼のことは僕が絶対になんとかしますから」って言いに来たのよ![]()
いや、この金持ちパパに泣いてすがれば、一発でチーさまは保釈されるのよ?
でも、ウーくんはそうはしない。
チーさまが心配で心配で、会いたくてたまらないのに!![]()
チーさまを救うために大金が必要になったときも、チーパパはもちろん、同じく大金持ちのチー友にすら頼らない。
じゃどうするか。
亡き父母との思い出が詰まった、何より大事な実家を売ってお金を作るのよ![]()
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もうなんなの、この子!!
エラすぎ![]()
こういう子、大好き![]()
一方でこのドラマ、24話でも描ききれない部分があるのか、説明不足で「ん?なんで?」ってこともよくあるのよね![]()
たとえば、2人は普段からよくケンカするんだけど、たまに本当にひどいことを言ったり、反対に言葉が足りなくて相手を誤解させたりで、大ゲンカするときがあるのね。
でもいつの間に仲直りしてる![]()
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そのきっかけがどこだったのか、私にゃさっぱりつかめないの。
え、とくに謝罪もしてないし、許したくなるような感動的な場面もないのに、どこに許すポイントがあったのかな???って。
終盤の、拘置所に面会に行ったウーくんが、実家を売ったことをチーさまに告げる感動的な場面もそう。
あそこでのウーくんの真摯な語り、さらに「君にお小遣いを少ししかあげなかったのは、2人の老後に備えたかったからだよ」とまで言うセリフに、私ですらキュン泣きしたのわ![]()
なのにチーさまったら、「なんか言ってよ」というウーくんに、一言。
「お前が憎い」。
😱😱😱
そこは「愛してる」っていう場面でしょうがああ~~~~💢💢💢
で、落ち込みまくったウーくんにとくに謝罪もせず、後々友人を介してノートの切れ端に「憎んでなんかいない。一緒にいたい」と書いてよこすだけ。
んん~~~???
じゃなんで「憎い」なんて言ったわけ?
説明してよ!!
と私なら激怒するが、ウーくんはそんなに気にしてないご様子💦
だもんで、「『お前が憎い』のあと、拘置所で泣きながら飯食ってたから、チーさまの気持ちとしては『最愛のお前に、いちばん大事なものを失わせた。自分のふがいなさをこんなにも痛切に思い知らされるとは。こんなつらい思いをさせるお前が憎い』だったのかな」とか、こっちが勝手に推測するしかない。
ま、それも「行間を読む楽しみ」かな![]()
釈放されたチーさまは、ウーくんの実家を、とくにウーママが大事にしていたのに、買い手が勝手に売り飛ばしやがった💢びわの木を買い戻すことに奔走するので、視聴者は溜飲を下げられます。
まあ、ウーくんはそれを知らないんだけどさ![]()
最後はもちろんハッピーエンドだし(これBLではホントに大事!!)、同性愛表現には日本よりずっと厳しい中国にしてはHシーンも頑張っていたし(むしろ、1枚も服を脱ぐことなく、すぐ朝チュンに逃げるコンプラ日本より頑張ってたよ💢)、これまたさすが中国で「棒俳優」はひとりも出てないし
本当に良きドラマでした。
守護天使さま、この作品と巡り合わせていただき、本当にありがとうございました![]()
