上士幌で満腹になった後は再び南下します。途中、旧国鉄士幌線の士幌駅跡があるというので寄ることにします。
駅舎は当時の様子をとどめています。

駅舎の裏に廻ります。こちらが駅構内だったようです。

訪れたときは建物は施錠されていましたが、内部は当時の様子を保っているようです。

通票閉塞用の機器もそのままです。

駅名標。当時、こういう字体は採用されていなかったので後で書き直されたものでしょう。

こちらもそんな気がします。

保存車両は車掌車1両に貨車2両。機関車や客車が無いのはちと寂しい。

車掌車は「ヨ4842」となるところ、何故かヨの字が消されています。

同様に貨車のほうも「ワム187711」となるところ、何故かワムの字が消されています。

保存車両のそばに残る電柱、笠付き電球や「帯広行」の文字がイイ味を出してます。

廃線跡の記念施設としては十勝地方だと広尾線の愛国、幸福が有名で他が霞みがちですが、探せば結構あるものだな、と思ったのでした。