宮並駅長 第一話 ~間の世界~
皆さんこんにちわ、宮並公史(みやなみこうじ)です。私はJR吉祥寺駅で駅長として働いています、駅の一日営業が終わってから始まるまで。
どういう意味でしょうか。電車は走っていないのに誰が乗るのでしょうか。
乗るのは現実の世界にいれなくなった人たち、あなた達の世界で言うと“死んでしまった”人たちです。ただ、ここは天国でも地獄でもありません。ここは現実の世界と死んだ人たちが行く世界の間にあります。生きてるわけでもなく、死んでいるわけでもない。全くの独立した世界。ここにやってくる人たちのことを「境人(きょうじん)」と呼びます。だれが決めた呼び方かは分かりません。私がここに勤める前からすでに呼ばれていたそうです。ちなみに、私は境人ではありません。もとはそうでしたが、今は違います。では、何なのでしょう。自分でも分かりません。分かることは自分が“駅長”であることだけです。
ここでの電車はあなた方が普段乗っている電車とは全くの別物です。駅名も「JR吉祥寺駅」ではありません。名前は何かと言いますと...ありません。付けるとしたら、“無”でしょうか。 ここに止まる電車は境人を死後の世界に送るためのものです。人はだれでも未練があります。未練なくして死ぬ人たちはそうそういません。未練がある人たちは必ずここに来ます。ここに来て、自分のやり残したことをやりとげ、電車に乗り“死後の世界”に向かうのです。やりとげるまで乗ることはできません。すぐに乗れて三日ぐらいで行ってしまう人もいればすぐには乗れず、1年以上かかる人もいます。私は駅長をする合間、後者への助言をしています。少しでも早く乗れるように。
新境人は毎日来ます。彼らは何をすべきか、なぜか知っています。彼らは自分のやり残したことは何なのかを見つけ、それをやりとげる事により電車の切符をもらえます。
そしてまた今日新たな境人が来ました。
世界一のショータイム
いや~、みなさん先ほどの日本テレビやっていた世界一のショータイム見ました?
どれも、すごかったですね!![]()
なかでも印象的だったのは東京都立杉並高等学校の吹奏楽部です。
顧問の先生の吹奏楽に対する熱意が伝わってきました。![]()
すばらしいですね。
僕は音楽系は非常に苦手なのですが、(音程がとれない、リズム感がない、音楽系の情報に対し敏感じゃない)
あの、演奏を聞いた時一瞬でスゲーーーーー![]()
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と、思いました。
これからも、頑張ってください!
東京都立杉並高等学校の吹奏楽部の皆さん!![]()
もしも...
もしも、生死の境をさまよってる人が集まる駅があって
あなたが駅員として居て、目の前に死後の世界に向かう列車に
乗ろうとしてる人がいたらどうしますか?
いきなり、暗い話で始まりましたが、どうしますか?
何もせずに見送りますか?
僕だったら必ず聞きます、
『本当に乗って良いんですか?』と、
これ以外は何も聞きません。
むしろ聞けません、
なんだか、物凄く暗いブログになりましたね、
次回更新するときは良い話を書きたいと思います。
