季節柄、出身大学の学生さんからOB訪問の
依頼が増えました。


当社を志望していただいて、
非常に鼻息が荒く、目がぎらぎらと将来の希望に
燃えている学生と話をするのは、こちらも
元気をもらいます。


そんな学生は

「ベンチャーに入ると個人の成長が他と比較しても速いと思いますので・・・」

とよく言います。


今日も、鼻息の荒いベンチャー志望の学生が
キラキラした目で言ってきました。


ただ、
最近、この言い回しはどうなのかと思います。


確かにベンチャー企業は、
個人の裁量が大きく、意思決定範疇も広がり
アグレッシブに仕事をしていく環境であることが
多いと思いますし、確かに当社もそういう部類に入る
会社だと思います。


でも、
“ベンチャー企業は成長が早い、大手企業は成長が遅い。”

って理解しているのでは、ぜ~んぜん正しくは無いですよ。


って、今日は言っておきました。


当たり前なので、改めて言うことでは無いですが、、
自分の同年代の大手企業の社員の方でも恐ろしく優秀な
人が山ほどいますし、


飛ぶ鳥を落とすような成長を見せるベンチャー企業でも、
う~んという人もいると思います。


環境によって、「得意分野」の伸ばし方と伸び方

に違いがでる可能性があるだけで、前向きに気概をもって働いている人は

みんな同様に「成長」しているのだと。


そして、さらに、こう答えることにしました。


「成長スピードはどこに行っても人しだい。
ただ、入る環境によって、鍛えられる筋肉が違ってくるかもね。」


と。


短距離走の瞬発力がついても、マラソンは走れないし
幅跳びが飛べても、棒高跳びは飛べない。
槍は遠くまで投げられても、ハンマーは5メートルも飛ばせないかも。


やる気と希望に満ち溢れエネルギッシュな姿勢は
すばらしいと思うけど


ものさしを一つしか持たない就職活動は
危険な気がするよ。


自分はマラソンランナーになりたいのか

まずは短距離を極めたいのか

ハンマーを遠くまで投げたいのか

もっとも高く跳びたいのか


それによって鍛えるべき筋肉は

どこなのか、かんがえなきゃね。


と。



でも、一つ言えることは、どんな競技をするにしても、

「少しでも速く走りたい」「少しでも遠くに跳びたい」

と一緒に練習する仲間のアスリート達が思って努力している環境と、

そうでもない人たちが集まっている環境では、

自分の筋力も記録も伸び方が違うと思うよ。



ちょっと、オリンピックイヤーらしく
アスリートに例えてみました。


自分の中で「キレイに決まった。」と

思ってましたが、振り返って見ると、良く分からんかったかなと。。


自分の世界に入りすぎて

ちょっとウザかったかなと。


彼には
伝わったのだろうか・・・。