最近、我々は「広告代理店」と名乗るべきなのだろうか?
と頻繁に思考することがある。

突き詰めると「広告」の定義に及ぶのでキリがなくなるので深くは触れないが、
明らかにいわゆる従来の広告代理店がやってきた業務や仕事のとらまえ方そのものと我々のソレが異なるんだなあと実感するのだ。

と書くのは、最近よく総合代理店の方と仕事の話をする機会があるが、話していても、同じ「広告」という土俵で話しているつもりでもお互いに微妙に噛み合わない。
なんだか微妙に競技が違う気がする。

空手とテコンドーみたいな。

上手くいえないが、総合代理店の人は「枠」の価値を考える。我々は「1クリック」の意味を突き詰める。なんだかそんな意識の違いが根本にあるような気がする。

それに加えて最近考えること。

そもそも媒体単価が大きく違うテレビや新聞とネット。

もっとネット媒体の集客力が高くなって表現の自由度が高まって媒体価値が上がったとしても、
ネット媒体の1枠の価格の高騰幅も知れてる気がする。

誤解解を恐れず書くと、
この世界で勝負して会社を更に大きくしていくには、コミッション制の料金体系では成長の天井が見えてくるのでは無いだろうかという危惧がある。

新聞15段の15%コミッションを稼ぐにはYahoo!を何枠売らなければならないだろうか。

「我々は広告代理店です。」「コミッションビジネスです。」
と自ら定義することで「儲け」の可能性を狭めてないだろうか。

ネットは媒体費の割に手の掛かる広告媒体。
今のコミッションが維持され、更にテクノロジーの進化で複雑なコミュニケーション手法がでて、
マーケティング的分析指標が増えて、
レポーティングも複雑化して・・・
営業やスタッフの生産性を上げ続けられるだろうか・・・(汗)

もし我々の仕事の価値をクライアントが本当に感じてくれているのなら「フィー」で対価を貰えるようになるかもしれない。

労働対価や費用対効果に対して対価を貰えるようになれば飛躍のスピードがあがる気がするのだ。

そうなるためには我々一人一人が本当の付加価値集団にならなきゃいけない。