ということで、週末は秋田の祖父母と会ってきた。




この年で、父方(秋田)母方(神戸)両方の祖父母ともに健在なのだ。




秋田の祖父母はもう90を超える。


もう、5年くらい会っていなかった。




祖父と対面した瞬間「誰だ?」といわれた。




親戚のみんなが一生懸命説明してくれてようやく思い出してくれた。




やっと見せたしわくちゃな笑顔。




最近はいつもそんな調子らしい。




歩いて5分の駅前から自宅へ帰る道を忘れて警察官に何度も連れられて帰ってくるという。


あらゆる持ち物にフルネームで名前と住所が大きく書いてあった。




「おじいちゃん、かわらないね。元気そうで安心した」


そう言うのが精一杯だった。




今回の秋田行きを珍しく強引に誘ってきた父の思いが理解できた。




東京に帰るとき、父の弟の車で駅まで向かうとき父が走りかけた車を止めさせた。


ドアを開けて外に出ると、


玄関先で弱々しく手を振る祖父母の所まで駆け戻って、


何度も何度も二人の手を握っていた。




涙がでた。




でもそんな自分がすごく不謹慎に感じた。

そんな父ももうすぐ60代も後半に差し掛かろうとしている。