TVで、最近の少年犯罪の増加について議論されていた。


「ネット社会がもたらした・・・」


と、したり顔で評論家が話しているのを聞いていると

多少腹が立つが、、、。


でも、ネットの影響は少なからず無いとは言い切れないかもしれない。

と思った。


殺人とネットの因果関係は知らないが、

共通点を感じるのは、情動から行動までの「速さ」「短さ」だ。


最近自分もすぐに「結果」が欲しくなるなぁと思う。

人と話をしていても

「で? 結論は?」とすぐに聞いてしまいたくなる。

仕事ならいいが、プライベートだと、角が立ってしまいそうだ。


ネットは自分の欲求を最短で満たしてくれるツールだ。

本が欲しいと思ったら、3クリックするだけで次の日には本が家に届く。

金が無いと思ったら、2分の作業で300万円も融資してくれるローン会社もある。


「ネット」で語ると広義なので、

職業上、購買行動に置き換えて考えてみると、、、


例えば、

神田の古本屋に行って、ドアを開けた時にフワっと感じる

古書独特の紙の匂いを嗅ぎながら「この匂い好きなんだよな

~」って心の中で再認識してみて、なじみの店主に「どうも、こんにちは

暖かかくなりましたね。」なんて挨拶して、

書店や図書館に漂う独特の静寂に心地よさを覚えながら

棚の並びを見て、探している本がどの辺にあるんだろうかと目で題名を

追いながら、そしたら本来買おうと思っていたものとは違うけど、興味深い

古書があって、でも値段がものすごく高いから、店主にもっと安くならないか

交渉してみて、三冊買ってくれたら安くするよ。なんて言われてみて、

ちょっと悩んで、でも3冊買うと持って帰るの重いなぁ~って思ってしまったりして・・。


という、購買行動においての一連の感情の変化などのプロセスが

極端に短くなった。。。というか、ほぼ無くなった。


ネットユーザーは、

「今、この欲求」を満たしたい。と思っている。


企業は「その瞬間」を逃すまいとあの手この手で、ネット上に

誘惑の網を張り巡らせる。


でも、その瞬間の欲求は、正しい(?)のかどうか、

五感を使ってゆっくり判断するプロセスはとても大事だと思う。

すぐに結果がでるから、自分の欲求に素直に反応しすぎて

しまい、「本当に必要だろうか・・」とか「これって本質?」

みたいな感情のリミッターが麻痺してしまいがちだ。


ウザイから殺す。優しくないから毒を盛る。


ありきたりな論調になってしまうが、

昨今の犯罪はあまりに感情と行動の間のプロセスを感じさせない。


だからネットは悪だ。というのはPTAのおばちゃんに言わせておけば

良いし、ナンセンスな話なので善悪を説くつもりは全くないが、


自分自身もその「波」に飲み込まれていっていることは

自覚しておかなければならない。

と思う。

実際↓の記事でも、DVDを1分で衝動買いしているし・・(笑)


そういえば、最近バス停でバスがこないとすぐイライラするしなぁ~

それは、生まれつきの性格か。。