夢はトップダンサーかメイド
この前映画を見に行ってきました。
内容は、世間から隔離された学校に通う少女たちの一年、って感じなのですが、この学校が何かおかしい。
学校の概要は
1. 全寮制
2. 6歳から12歳までの7年制
3. ダンス必修、それ以外に特定の科目は見られない
4. 全校生徒1学年5人の35人
5. まわりは高い壁で覆われている
6. 生徒、教師などすべて女性
いろいろ補足すると
学年タテ割りで1つの寮に7人で共同生活。寮は等間隔で敷地内に点在する。
髪のリボンの色が学年を表す。
完全に壁に覆われていて、門などはない。かなり凝った隠し通路で外界と結ばれている。
ダンス(バレエかと思ったけど、バレエはたぶん側転しない)のレッスン風景はよく見るが、他の学習シーンは「森の動物について(1年)」と「性教育(7年)」くらい。
生徒のほかには、ダンス教師ひとりとその他を教える教師ひとり。食事の世話をする使用人っぽい老婆ふたり。校長とその補佐がひとり。
とりあえず、ここは本当に学校なのかと。
■ おかしいところその1
学校に入学してきた少女は、なぜ自分がここにいるか知らない。
親は迎えに来ることはないが、少女は探しにくると思っていた。
なぜか棺桶に入れられて運ばれてくる。
親と学校側の合意の上で入学したのか。それだと少女が事情を知らないのはおかしいと思う。この少女だけが特殊だったのかもしれないが。
■ おかしいところその2
学校は森の中にあり、周囲と完全に隔離されている。
脱走者は足を折られ、一生ここで奴隷のように過ごすという噂。(使用人の老婆の存在、教師の片方は片足が不自由)
脱走に完全に成功した者については一切関与しない。話題に上げろことも禁ずる。
親が学校に入れたのなら、脱走しても連れ戻そうとするだろう。
しかも学校は森の中であり、10歳そこらの子どもが簡単に下山できそうにはない。
■ おかしいところその3
最年長の5人は、ダンスを外からの観客に披露する。おそらくほぼ毎日。
そのことは最年長になるまで知らされない。
学校の運営費はそこで得た資金で成り立っている。
5年目に校長による審査があり、そこで選ばれると外の世界へ早く出られるらしい。が、なぜかダンスに加えてうなじの美しさがかなりの審査対象になっている模様。
12歳程度のダンスで学校を運営できるほどの資金を集めることはまず不可能だろう。
しかも毎日やっている割には盛況な様子だった。
ひとりは男性客にバラを投げられて「君が一番可愛い」とか言われていた。ダンス見ろよ。
■ おかしいところその4
宗教色が一切排除されている
食事の前に神に感謝をささげたり、「いただきます」とか言わない。
前述の棺桶にも十字架などはない。かわりに五芒星みたいなとげとげしい星マーク。
埋葬方法は火葬。
もしかしたら独自の宗教があるのかもしれないが、神に祈ったり悪魔崇拝したりというシーンはなかった。
生徒構成は一人を除いて白人。もうひとりはアジア系。でもフランス語。
隔離された学校ならばこういう宗教的な行事が重視されていそうなもの。
作中唯一祝っていたのが、新年。
■ おかしいところその5
「服従は幸福への第一歩」(うろ覚え)
教師は普通こんなこと言わない。
以上から判断し、自分が下す結論。
ここは子どもの扱いに困った親から子どもを買い取り、純粋培養して貴族等に高く売り付ける施設ではないか。
これなら親は探しに来ないし、子どもにも知らされない。
周りとは完全に隔離するし、逃げられないようにする。それでも逃げるようなら服従心がない=商品価値なしと判断できる。
逃げた少女はどうなるか分からないが、ある程度圧力がかけられるようなバックがいる可能性もある。
最上学年のダンスは出荷前の商品披露か。後々競札の場が提供されている可能性もある。
ここでの売り上げが加われば学校運営資金も問題ないだろう。
5年生での引き抜きは特殊趣味レア客対応か。それなりの大モノが所望しているのではないだろうか。
とまぁ、いろいろ陰謀論を書いてみました。
作中明かされないので結論は分かりません。