ひいおばあちゃんはモナ・リザ
お盆の飾り付けのアルバイトをやってみました。
なんだか1ヶ月ほどフライングしてるようですが、どうやらこの地方では旧盆でなんかやったりするらしいです。
1年以内に家族を亡くした方の家に行き、簡単な祭壇を組んだ見返りに詐欺まがいの料金をふんだくるお仕事です。
人の弱みに付け込んでの恐ろしい料金… 冠婚葬祭についてはほぼ独占状態なので、こういった事態が頻発しているのでしょう。
いまだに悲しみに明け暮れるご遺族様に身の上話を聞かされることもありますが、こちとら日給一万に目が眩んだ亡者なので、相づちを打ちながら右から左です。
仕事をさっさと終わらせれば早く帰れるのが、この事態によりいっそうの拍車をかけてしまいます。
しかし、ご遺族に悪い印象を与えてはいけません。
後からクレームが来て呼び出しなんてまっぴらです。
よって、
おばあちゃん 「息子が私を残して逝ってしまってねぇ… まだ68だったのに…」
俺 「いえ、息子さんは十分長生きしたと思います」
などというツッコミは口が避けてもしちゃあいけません。
…書いてると自分がすごい無感情人間のような気がしてきた…
ところで、盆の飾り付けですから当然メインとなる戦場は仏間になるわけです。
この仏間というのは日本の部屋の中で最もバリエーションのない部屋のひとつなわけで、どこの家も大抵似たようなつくりになっています。
仏壇、床の間、畳張り、上には遺影… まぁこんな感じです。
んで、
今日行った中の一軒に、
故人の遺影に混じって、
モナリザの肖像画がかかってたのは何かのギャグですか?
様子を見に来たおばちゃんにもの凄く問い質してみたかったけど、場の雰囲気がそれを許してくれなかった…