まいどです。

 

 
今日はGWのツーリングで発生しました水温異常について。
 
今回のツーリングは気温が低く、道中ファンが回ることはなく
冷却水は常時75度付近でした。
 
帰りの高速で突然ですが、水温が45度になったり、「--」と非表示になり・・・
また75度に復帰したり。
しばらく繰り返してました。
 
オーバーヒートでは無さそうですが、ペースダウンして様子を見ると
正常に戻る・・・
結局無事に自宅にたどり着きましたが、チェックしてみると
リザーブにだいぶ吹き戻して冷却水が増えてます。
 
ハーネスの接触不良など、電気的なトラブルも考えましたが
恐らく、ラジエターキャップの不良なのか?ということで早速修理です。
 
本当は一個ずつ、キャップ、サーモスタット、サーモセンサーとチェックしたかったの
ですが、月末に迫ったSSTRまで時間もなく、一気に交換してしまいます。
これで1万弱は財布に厳しいですが。
 
まずはタンク外して・・・
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冷却水を抜きます。
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サーモケーズを外して、サーモスタットを取り外し。
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サーモセンサーが奥まった狭い所だったのですが、なんとかメガネレンチで
取り外し成功。
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ラジエターキャップの新旧。
黒いほうが新しいキャップですが、現行のCB1300用と統合されたのかな?
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これが今回の犯人だと踏んでますが、見た目はシールもスプリングも
それほど劣化は見られないのですが・・・
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サーモスタット、これはたぶん壊れてない・・・けど新品に。
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サーモセンサー、これもただの抵抗だから壊れるものではないと・・・
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一応、テストしてみました。
ボールに90度くらいのお湯を入れて、抵抗値を測ってみます。
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古いセンサーでこの抵抗値。
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新しいセンサーだと
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この抵抗値、ちょっとお湯の温度が下がってますので抵抗値が変わってます。
サーモセンサーは温度が低いほうが抵抗が大きくなります。
おそらく、古いセンサーもちゃんと機能してるっぽい。
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ついでにサーモスタットもチェック。
鍋に入れて煮てみます。
 
82度で開弁する仕様、ちゃんとスムーズに開きますね。
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やっぱりキャップが犯人か・・・ハーネスの接触不良もあったかも・・・
 
原因がはっきりしませんが、取り換えるもの変えて元に戻します。
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クーラントはスーパーロングライフクーラントで。
なんだかんだと交換してますので、スーパーロング使ってませんが・・・
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正規の容量は2.7Lくらいですが、2.3ぐらいで一杯に。
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一度、エンジンをかけて水温を上げてみます。
息子にも手伝ってもらって、ファンが回るまで暖気。
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ちゃんと水温が上がってきました。
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80度でサーモスタットが開きますので、ちょっと水温が下がったところ。
ここから上がって104度でファンが回ります。
 
漏れもなく、問題なさそう。
温度が下がってからキャップ開けるとちょっとエアが残ってたみたいで、
冷却水のレベルが下がってたので補充しておきました。
 
冷却系統のメンテが終わったら、ついでにチェーンの調整。
どこかのブログで、チェーンアライメント計測の棒を延長して見やすくしてる方が居ましたので
マネしてみました・・・4φのアルミ棒。
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アライメントを見ながら張りの調整。
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最後に、ちょっと早いですが、直前だとバタバタするのでSSTRのゼッケンを貼り付け。
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しばらく近所を試走してみましたが、問題なし。
 
これで終了。
ラジエターパイプがもう9年目。
ちょっと柔らかくなってきて、水温上がって圧力上がるとかなり膨らみ気味。
来年は交換かな。
来週はタイヤ交換に行こうと思います・・・ゼッケン貼ってしまったので
このまま街の中走らないとダメだな。
 
おしまい。