お疲れちゃん
そして お久しぶりな更新です。
ブログをしばらく休んでたのですが
強い要望いただきまして
今回の舞台 脱線劇団【PAGE・ONE】第43回公演
『ダメヤン 〜第二章 ダメヤン ちょっとお兄ちゃんになる〜』は
9月12日㈬ から開演ということで
曲がり道をくねくね〜と この道はいつか来た道〜と思ってたらデジャブだったりと、
走り出せば息が切れ周りの景色も視えなくて、
立ち止まれば 次の一歩を出す勇気が湧かない…
そんな 人生迷い道の方のために
恒例の『道案内ブログ』発動ーーーー。

さて、今回の舞台の劇場は
新宿THEATER BRATS[シアターブラッツ]
【所在地】 〒160-0022. 東京都新宿区新宿1-34-16 清水ビルB1. 【電車】. 東京メトロ丸ノ内線. 新宿御苑前駅より徒歩3分
なのです。
昭和の時代を今に伝える…いわゆる芝居小屋な
古き良き劇場なのです。
さて この劇場は、新宿駅からも新宿三丁目駅からも歩けるのですが
この残暑の中、東京砂漠で迷子になれば
夢という水と愛というオアシスがあっても
それはそれは 苦難に満ちております。
では、いちばん近い「新宿御苑前駅」からの
道案内をいたしましょう。
電車は丸の内線、目指すは「新宿御苑前駅」です。
丸の内線は 地下鉄です。
地面の下を 縦横無尽に這いつくばる地下鉄に
アナタは乗り込むのです。
もうすでに 這いつくばるように生きてきたでしょう。
倒れたときの、地面に顔をつけた、そこから観た景色を
あなたは知っているのです。
それは 誰でもが観れる景色ではないのです。
さぁ 新宿御苑前駅に到着です。
これはまだ 通過点に過ぎません。
すべてが通過点なのです。死ぬまで…死んで灰になり無になるまでの ただの通過点です。
そこに喜びや哀しみがあろうが、笑顔や涙があろうが、
それを 受け入れるかどうかは あなたが決めてよいのです。いらないと思ったら捨ててしまえばいい。

3番出口を探すのです。
3番出口を出ると

目の前は ”新宿通り“ です。
まず、出口を出たら 右を見ましょう。

ファミリーマートの看板が小さく見えます。
右に歩いて行きます。

この交差点は「新宿一丁目西」です。
この交差点を さらに右に曲がります。

郵便局を通り過ぎ…
どこにでも 日本全国、手紙も荷物も届けてくれる郵便局。。。これを民営化する必要はあったのか…という意見はあるとは思います。
それでも すべての荷物を 届けてくれる郵便局は、
やはり日本だなぁ…と思ってしまうのです。
何かを届ける…というのは
ドレホドノコトなのか。
アナタにも 届いてるはずです。
今日 何かを伝えてくれる。何かを届けてくれる…そんな郵便局さんに 感謝をしながら通り過ぎるのです。

豆菓子はどうか 相模屋に寄ってみてはいかがでしょう。
豆とは つまり木の実です。
その木の実を 乾かして、炒って
この木の実は 太古の昔から 日本人は食べていたのです。
木の実…人間はたまには豆を食べるのです。
海を捨て 陸の生活を選んだとき
そのときは木の実を食べていたのか…そんなことを考えると 木の実の大切さがわかるような気がします。
さて、歩いていると
大きな道にぶつかります。
ここが ”靖国通り“ です。ここに来たかったのです。

この靖国通りを右に曲がります。

あの日…そうあの時に
それを選んでいたら…いゃそれを選ばなかったら。。。
うん、そうですよ。そんな後悔ばかり。
自分を責めるほどの後悔は、
どうか天高く ほおり上げて 棚に上げてしまえばいい。
右に曲がるのです。靖国通りを右に。

酒屋さんの「酒」の看板を見ながら
進むのです。
振り返ってはいけません。振り返ったところで あの日の自分をやり直すことなどできない。
振り返ったところで 後戻りなどできない。
ですが、振り返れば あの温かい思い出に癒され、
猛省を心に鞭打ち、また前に進むことができるか。。。
振り返ることをチカラにできるなら 強さに変えられます。
しばらく歩くと「100円ローソン」のかんばんが見えます。

よーく 目を凝らしてください。
見るものすべてを受け入れるのか
見えないものまで 見ようとするのか
見えるものしか信じないか
見えないものこそ大事なものか
見えたところで ナニも感じなければ
それは見えてないのと同じか
ローソンの看板の下に【THEATER BRATS】の文字が…
煤けて汚れて…長い年月、この看板を見上げた役者たちがいたのです。
この看板を見上げたお客さまたちがいたのです。

なんとも 香ばしいじゃないですか。
これぞ 芝居小屋。

さぁ 階段を降りるのです。
暗闇に吸い込まれるように しかして怖れることはありません。
この薄暗く混沌とした空気のなかに 身を投じてみてはいかがでしょう。

こめかみがフルフルと揺れるかもしれません。
胸の奥が背中へ触れてしまうかもしれません。
足の薬指と小指の区別がつかなくなり、
脳髄がヨダレを垂らすかもしれません。

それもまた 善いではないですか。
人はときに バカになることを望みます。
何もかもを背負い、何もかもを抱えることなど
できないのだから。
人ひとりが 負える責任など たかが知れてるのです。
ならば ひとときのバカ騒ぎ。
捨てることができないなら、忘れることができないなら、この階段の隅っこに 置いておき。
心からっぽで おいでなさい。
どうぞ ひとときのバカ騒ぎ。
騒ぎをききつけ駆けつけたなら バカにならなきゃ騒げない。

【羽衣堂 愛彩】【みゅん】【中村ふみか】が
お待ちしております。
今夜もしたたか酔って候