学生時代に修学旅行で行った京都や奈良でも・・・

 

清水寺や平等院鳳凰堂なんて当時はあんまり興味もなくて、観光客の乗ってきた車のナンバープレートを見て『おお福岡だぁ鹿児島だ』と興奮する変わった子供でした。

 

京都に行ったはずの息子が撮った写ルンですに神社仏閣が一枚もなく車のナンバーしか映っていないので、誰か他人のと取り違えてませんか?とDPE屋のおじさんに確認しちゃったよ(笑)現像しに行ってくれた母親の言葉です。

 

そんな変わった癖は大人になっても治らず

 

日本全国まわる長距離トラック運転手になっても…誰もが知る有名観光地には寄らずに、知る人ぞ知る地元民の集う定食屋みたいな店に惹かれるのです。

 

ただねえタイヤが12輪もある大型貨物車は駐車スペースを探すのが一番難しい

 

それが自分で会社を始めたら営業車はどんなに狭い道も入っていけて、疲れたら荷台で足をのばして仮眠できる軽貨物バンですよ!僻地好きの虫が騒ぎます。

 

 

雪国にまつわる話はたくさんあるんですが・・・

 

今回は猛吹雪の青森県で遭難した件をひとつ

 

 

大晦日に煙草2000カートンを青森県内の配送センターへ届け終わり、ひと風呂浴びるかと日帰り温泉を検索していると・・・車載テレビにまぐろ一本釣り漁師のドキュメンタリーが流れる。

 

ああ風呂は後回しでメシ食いに行こう!そうだどうせなら大間に行こう

 

この時点でカーナビ検索していれば目的地まで100km以上もあって、天気予報でも見てりゃ自然の猛威が近づいている事も知れたのでしょうが…まぐろ丼しか頭にない脳天気男は北上を続けます。

 

 

(嵐の予感!地元ナンバーの車なんて一台もすれ違いません…)

 

車内では津軽海峡冬景色を歌いながら快調に本州最北端の地を目指します

 

陸奥湾を望む国道279号線の上北郡横浜町にさしかかるころ、強い北西の風に地吹雪がおき目の前が真っ白になる現象に『これが本物のホワイトアウトかぁ』などと感動してました。

 

北陸の海沿いでも防雪柵の有り難みを感じることはありますが、この時は視界が悪いなんてレベルではなく大自然の驚異にだんだん不安が湧いてきます。

 

辺りが暗くなってから…交差する道があるため防雪柵がないところにできた吹き溜まりに気づかず、正面からズバ~ンと派手に突っ込んでしまいました!最初なにが起きたかも解らず確認しに車外へ出ます。

 

するとそこは交差点の真ん中で運転席の座面ほどの深さの雪山になっており、白色の営業車が半分くらい埋もれてしまってます!そんな吹き溜まりができるほどの吹雪の中で、雪かきシャベル片手に脱出を試みますが埒が明きません。

 

悪足掻きしながら数時間たっても吹雪が止まないので、車内に戻り恥ずかしながらJAFに救援の連絡をしました・・・汗と雪で寒くて疲れきっていたのです。

 

救援隊の四駆に引っ張り出してもらった瞬間は一生忘れません(笑)感謝してます

 

 

 

 

翌朝・・・ようやく肝心なことに気づきます

 

『だいたいお正月に営業するの?』

 

もちろん仕事では住所から時間から調べはしっかり抜かりはありませんが、この時は開店時刻になるまでドキドキして待ってました(笑)あれだけの思いをして空振りは嫌だ。

 

 

 

普段の行いが良いからでしょうか

無事にお店が開き念願の大間のまぐろ丼を食べることはできました

 

お店や気になるメニュー写真はグーグルのクチコミでご覧ください

 

(まぐろ漁師の店 魚喰いの大間んぞく@大間町)

 

頭から尾っぽまで漁師町のまぐろ料理を堪能しお土産も買い込んで、自宅までの帰り道850kmを走破する体力もチャージ完了。

 

女将さんの軽妙トークもあって大満足の朝ごはんとなりました

 

 

 

(2021年1月)

 

ここもまた行きたいなぁ

 

大間のまぐろは8月~12月が漁期ですが…寒くなると脂が入り美味しくなります

年末はもちろん値段は高騰するため築地に卸されるので、お奨めはズバリ10月から

11月上旬!観光客も多くなく雪もまだなのでハードルは低いのです。