もうそれは出来ないんじゃないかと諦めていたこと

 

縄跳びのように両足を揃えてジャンプする…最初は簡単なことだと思っていた

 

リハビリ病院での歩行訓練が始まり麻痺足で地面を蹴るイメージが湧いてくると、足関節の動きも感じられるようになってきて下腿の筋肉にも張りが戻ろうとしてる兆しがみえた。

 

さらに姿見の前で手摺に摑まりながら爪先立ちしようとすると…ほんの僅かだが踵が浮くのを感じられて、階段訓練でも一足一段にチャレンジするまでになったので、そんなに難しい事だとは思っていなかったのだ。

 

そして退院をむかえ脳梗塞リハビリセンターで学んだ録画比較をするため、月に一度リビングでスマートフォンを固定して撮影を始めたのだが・・・

 

半年経っても一年経っても変化は起きなかった

 

夢のなかでは緑山スタジオでSASUKEの予選会に出たりしていたのだが、朝起きると羽をもがれた天使のように重く現実に引き戻される。

 

いつしか月イチの撮影会は中止となり…まずは両足でジャンプする!というショートゴールも他にすり替わっていった。

 

以前ならこれは出来なかった!ここまでしか動かせなかった!という記録はつけていて、鼻呼吸ができるスポンジタイプの鼻栓を使い始めた頃から少しづつ変化がでてきた。

 

ペパーミントが効いたのか呼吸が止まらず血圧が下がったのか、脳へ酸素が充分に届くようになったのか・・・いくつかのチャレンジで結果が出るようになっていた。

 

(奥まで入れ過ぎると取れなくなりますw外さず洗顔すると排水溝に詰まります)

 

退院から丸2年の五月が近づいたある日

 

ふと思い立ち半年以上ぶりに両足揃えのジャンプをしてみると・・・

 

『浮いたぁぁぁ!』

 

まるで信管の抜けたダイナマイトのように沈黙していた筋肉が、アロンアルフアでくっついちゃった親指と人差し指が離れるかのように…重量88kgの物体を宙に打ち上げたのです。

 

モトクロスバイクでテーブルトップをジャンプした事がある人は解りますが・・・

 

自分ではかっこよくアクション決めて跳んでるつもりが、あとで仲間の撮った写真を見たら『なんだぜんぜん低いじゃん』となるんですが(笑)この時のジャンプは縄跳びするに充分な高さがありました。

 

これで月イチ撮影会の再開決定です

 

 

連続なん回できるのかとか短下肢装具なくてもいけるのかなど、着地で足首を捻ったりしない程度にトライしてみようかと燃えています。

 

いやあ嬉しい(涙)そして長かった

 

お世話になった千葉リハの療法士さんに動画を送れないかな

 

この喜びをそしてこの成果を…披露してもリアクションゼロの家族ではなく(笑)誰か解る人に見てもらいたい!ここに動画UPしようとも思ったけども、容量なのかモデルが悪いのか上手くいかないんですよねえ。

 

 

試用期間を経ていよいよ週5日の勤務が始まる早苗月・・・

 

 

 

次なるショートゴールは何にしようか考えるのすら楽しい休日の午後

 

あらたなリハビリテーションステージの幕が開きます