写真。
　いま、勢いのある川柳雑誌、もしくは小生が注目の川柳誌。
　まずは、真ん中。
　『川柳の話』（発行人月波与生、編集人真島久美子）。

　産声を上げてやっと４号になったという。川柳を「つくる」だけでなく、「考える」にも相当のエネルギーを注いでいる。真島涼・芽の10代の姉妹作品がまぶしい。日川協加盟。
左側は『触光』（発行人・編集人ともに野沢省悟）。
　ご存知のように、高田寄生木賞を毎年募集している。川柳界に評論が少なくなった。しかも、そのレベルが低下している。嘆かわしいことだ。そうした環境下にあって、踏ん張っている。
『川柳人』（編集兼発行人佐藤岳俊）。
　こちらは老舗の吟社。岩手県に川柳人社が移って、もう何10年になるのだろうか？　主宰の佐藤岳俊氏が、「晩年の白石朝太郎」「川柳史を辿る」等の評論で一人気を吐いている。来年は、『川柳人』創刊100周年を迎えるとか。その記念句会の予告が掲載されていた。
　ガンバレ！！　全国の川柳仲間よ、全国の川柳雑誌よ！

頑張ってます、川柳結社（８）