大谷哲範@緑水の森再生委員会-画像13


多賀城文化センターの850名の住民は、温かい食べ物が2週間ぶりだったらしい。
こども達がはしゃいだ。「カレーが輝いてる!」
いつも食事はおにぎり1個とチョコレート、みたいなカンジ。
知らなかった。
こんなことになっていたなんて・・・
辺境部の、通称「最貧国」が豊かになってきていたので、都市部はもっと文化的になってきているとばかり思っていた。
和風モダンな洒落た建物の中に並ぶ段ボールハウス。
全国各地の職員が忙しそうに動き回っている。
水も十分ではないが供給され、もちろん電気も。
衛生状態も○、サービスも充実している。
それなのに、部屋の隅の方では、お年寄りが苦しそうに寝たきりになっている。
都市という地域が持つ危機への脆さの雛型が、この避難所にはあった。
それは、孤独と退屈という、我々の心の内に生まれる敵。
明日は、南三陸志津川中学校にて炊き出し。
そうそう、多賀城からの帰り、福島・相馬入り口まで走ったよ。
ガイガーカウンター持って。
マックスで0 、6マイクロシーベルト毎時。
県境から急に高くなるよ。