30年程前に東京でドナルド・トランプと朝食を共にしてビジネスの話をしたことがある。
まだ、端正な顔つきだった。

今回の大統領選における日本のマスコミの扱い方が面白い。
選挙半年前に「トランプはもしかしたら大統領になるかもしれないよ」と友人に話しをしても、日本のマスコミの言うことを全面的に信用する我が国民は、誰も信用してくれなかった。

大統領選の初期段階では「泡沫候補」だった。狂った常識を逸脱した半狂人扱いだった。
演説写真もそうした変人の顔をした瞬間をとらえたものばかりだった。

しかし、トランプの選挙戦でリードし始めると、「どうして?」「彼の何が国民を引き付けるの?」と変わって行った。

そして、リードを広げて行くと、「もし、彼が大統領になったら?」「日本に対する影響は?」と現実的な考察となってきた。

選挙の結果は現段階では見通すことはできない。
しかし、彼の言っていることは、最初から狂っていないし、極めて素朴な米国の国民感情を素直に代弁したものです。選挙演説内容も戦術としてある程度計算されたものと考えられるからです。