今回はイギリス車からロータス・ヨーロッパです
ロータス・ヨーロッパS1 ロータス・ヨーロッパSP
ロータス初のミッドシップにエンジンを搭載したロードカー
ロータス・セブンの後継ともいえるモデルで、軽量かつ廉価である事を目標に開発されたスポーツカーです
ある年齢層の方には馴染みのあるというか思い出深い車種だと思います
特にSPは
ロータス・ヨーロッパS1 京商 1/64
通称シリーズ1(S1)と呼ばれる最初期型のロータス・ヨーロッパ
当時最新技術のFRP製のボディを持ち、車両重量は610kgと非常に軽量
当時のミッドシップ車は日常使い向けではないレーシングカーや高価格・高級モデル
で庶民にも手の届くミッドシップ・スポーツカーを開発目標の一つに掲げていたヨーロッパのコストダウンにFRPは一役買っています
なにしろウィンドウは固定式、遮音材等も採用していませんから
自分はヨーロッパというとSPではなくS1を連想するのですが、自分の周りはSP派が多かったです
SPも実車を見た事はありますが、実車を見て格好良いなあと思ったのはS1だったからです
近くにオーナーさんが居るのか、グリーンのS1を良く見かけていました
察するにロータス好きらしく夫婦揃ってか一人のときはシルバーのセブンにも乗っていましたからね
一昔前のマイク真木みたいな容姿の紳士で白い口髭とベストをいつも着ていたので強く印象に残っています
セブンの方は稀に奥さんが1人で乗る事もあったようで、たまに見かけます
最近では旦那さんとS1をまったく見かけなくなったので、もう乗れなくなったのかなと思うととても残念です・・・・・
ヨーロパの実車は見た事がある人は判ると思いますが、思っていた以上に車高が低いです
EXAに乗っていた頃も並ばれると「うわぁ~!めっちゃ低い!」と驚きましたから
ロータス・ヨーロッパSP 京商 1/64
電動モーター可動のウィンドウ等室内の快適性を向上したシリーズ2、名の通りツインカムエンジン搭載のツインカムを経て1972年に登場した最終型がスペシャル(SP)です
ツインカムエンジンをよりチューンし、インテークバルブを吸気向上の為に大型化したSPは市販モデルでは歴代最高出力を誇っています
漫画「サーキットの狼」で主人公の最初の愛車として登場・活躍した事もあって、上でも述べたようにある年齢層の人のハートを掴んでいたSP
作中では白いボディに赤いストライプ、リアウィング付きのモデルでしたが、そちらはトミカを始め幾つかのメーカーからリリースされていますが自分は未所有
S1に比べてより直線的で全体的にエッジの利いたフォルムのSP
黒い車体にゴールドのピンストライプはSPを代表するカラーリングで非常に格好良いです
このSPがラインナップされたブリティッシュカー・コレクションではロータスからはセブンも加わっていましたが、セブンはシリーズ3・モデルでしたので悩んだ末に入手しましたが最近になって整理の為放出
好きなのはシリーズ2なんです
シリーズ3のサンドバギーのようなフロントフェンダーがどうにも好きになれないんですよね・・・・・・・・・・・・
イギリスのイメージのせいか落ち着いたカラーのクルマが多くなってしまいます・・・
次回は赤で行こうと!