坐骨神経痛のお客様が来られた時のことです。
お体をみると、確かに骨盤の歪みや、それに伴う背中の筋肉の過緊張、股関節の歪みなど、坐骨神経痛の原因となる箇所がありました。
整体後は歪みも取れ、違っていた足の長さも綺麗に揃いました。
痛みもなくなったそう。
が、問題はここではない!
ないのです。
お体に触れていると、「怒り」の感情が沢山入っておられたんです。
話した感じはすごく穏やかな方で、きっと第一印象は賢そう・真面目そう・ちゃんとしてそう。と、まさかそんなに怒りが内にあるとはわからない方です。
でも、「怒りが沢山入ってました」ってお伝えすると、ご自身で「やっぱり…」すぐに納得されたんです。
私の見立てでは7歳頃~学童期直前くらいに、一番初期の怒りの感情が体に入っていたのですが、ご自身の中でも、ちょうどその頃のことが記憶にあって、「理不尽だ…」って感じる出来事があったそうなんですね。
でも、怒りをそのまま出すことはなく、自分の中で折り合いをつけて、優等生的に過ごされてきたそうです。その後の人生も、たびたび「なんで?」って思う事があっても、ぐっと堪えて理性的に過ごされてきていました。
その堪えてきた、頭で押さえてきた、
発散されることのなかった大きな感情が体に溜まるとどうなるでしょう。
困ったことに
内側に転じて、ご自身を責めるんです。
大きな感情って、内に籠ってしまうと自身を攻撃する要素になるんです。
精神面でもそうですし、身体面でも。
自分を責める癖のある方は、不調も起こしやすいです。
人の脳は、なんでも中間を取ろうとする癖があります。
なので、大きなショックがあると、それを中和させるような動きを取ります。
なのでどんなにショックを受けても「そんな大したことじゃない」って、外に出さずに平静を装ってしまう。事故に巻き込まれたあと、平静を保とうと「大した事なかった」って思いこもうとする動きとかもそう。
でも、体の中ではショックが残っているわけで、それが出せないとなると、内側で暴れてしまうわけです。
く、苦しい…。
ただでさえショックを受けてるのに、さらに追い打ちを自分でかけてしまうなんて。
つくづく体って、すごく働き者でもあり、ばかなところもあり…。
ですので、まずは、ちゃんと、そういった動きが自分の中であったこと。体のことを、ご自身でわかってあげるということが大事なんですね。
わかってあげた後も、もちろん葛藤は起こるわけなのですが、一歩引いて感じたり考えたりが出来るようになっていきます。
まずは、自分の中に溜め込んだ感情がないのか。
それが体に作用していないのか。
を、知っていく事も大切。
自分を知って楽になるきっかけに、整体セラピーを使っていただけたらなって思います。
いつも応援しています。
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