事故・心・暴力のショックは何故体に残るのか

こんにちは。

体と話せる氣功整体師の恵美です。→自己紹介はコチラ

前回の記事で

過去に受けたショックは体に残る

と書きましたが、補足を。

まず、体に残りやすいのは

・事故のショック

・心理的なショック

・暴力のショックです。

いずれも、「なんで自分が？」という、理不尽なもの。
それだけに、体が混乱してしまって、体の奥深くに残りやすいのです。

そうそう。突然起こった「打撲」のショックも、結構残っています。体にしたら、単なる「打撲」でも、十分混乱する元ですもんね。

一撃で体に入り込んでくるので、奥深くに入りやすいのです。

交通事故などの場合は、事故が起こった瞬間の脳の記憶にアクセスして、そこからショックを取るという方法もあります。

体がなおっても、なぜか長引く不調がある時は、記憶から楽にしていくということが必要です。

心理的なショックの場合は、やっかいなことに、ふとした瞬間に過去の記憶が出てきたとき、体がその時の状態を再現しようとしていまします。

どうせ残るなら幸福感を感じた時のことを残してほしいのですが、生き物としては「危機！！」と感じた時のことを記憶していないと生き残れないので、恐怖や不安を感じた時のほうが残りやすいのです。

注意したいのは、心理的なものの場合、事の大小は関係ありません。

その時に、自分の中で、どれだけその物事が大きかったかということが大事なんです。

ですので、ショックを受けたあとで、安易に「え？それくらい」って周りに言われたりして傷つく方もいます。

でも、こういった出来事から受ける負荷というものは、本当に受けた本人にしか図れないものなんですね。

ですので、心理的なショックを受けた場合は、「大したことじゃなかった」って思うよりも、まずは！自分がいかに傷ついたのかを自覚して(注・詳細に出来事を思い出すとかでなく、自分の内面をちゃんと見るという意味)、そこから「自分を楽にしてあげよう」と決意する事が大事です。

さいごに

暴力のショック。これは、暴言も含みます。

心理的なショックとも通じますが、これも理不尽さを十分に感じる出来事です。

このショックは、あまりに強いと心に蓋をして「大したことではない」と思い込もうとしてしまう場合があります。が、頭でそう思っていても体には残っています。

ですので、よくわからないけれど、辛い。しんどい。といった感情をいだいたり、なんらかの症状が出てきます。

病院に行く事もいいですが、カウンセリングや、もちろん、うちのようなサロンに来てくださることを願います。

こちらのショックを受けた場合は、自分が悪くないのに、「私が悪い」と思いがちになりやすいので、どうにか周りにSOSを出してください。

理不尽さに負けないでください!!!

以上となりますが、ショックは、体感覚で残ってしまっているので、思考で「あれはもう終わったことだから～」って考えようとしても、なかなか抜け出せません。

もしや！？

と、思った方。ご相談下さいね。