この子なんだけど…
一戸建てなんでしょ?だったら
犬を貰ってくれないか…?
18年前、主人の知人を介して
突如として譲渡の話を持ちかけられた
結婚をして家を建てたばかりの頃
私達の子供もこれからという時だった
何匹かの犬種を飼っていて
多頭飼育だった
この子だけ他の犬との相性が悪く
いつも
部屋の隅で小さくなっていたという
主人から話を聞く度に不憫で心配で
ニ回程会った後に
我が家に迎い入れる決心をした
それからいくつかの年月が流れ
やがて 私達にも子供が授かった
同じ景色を見ながら育ち
小さくなっていた仔犬は
たおやかに成長し
家族の心に寄り添う
《守り手と》なっていた
《守りteto》だった…
18年間振り返れば
震災にコロナ
世の中の情勢が目まぐるしく変わり
色んな出来事があり過ぎて
不条理 不明瞭
不確かなモノをより多く実感した
それでも
tetoが居なければ
見れず
触れず
聞こえずにいたであろう
風景が
残響が
感動が
今確かなモノとして
家族の心には溢れている
ありがとう…
あの日の夕焼けの空を
精一杯の勇姿を
いつまでも忘れないよ
最期まで 家族思いのteto
ゆっくり…
休んでね…









