母が昔着ていた肩パッド入りの本革コートをリメイクしたのですが、とても素敵な仕上がりになりました。
パターンはMJBパターンのフリー型紙で「MAKANA」を使用。
金具パーツを使うような本格的な仕様のバッグは初めて作りました。
合皮テープが通ったゴールドチェーンを合わせたら一気に既製品のような仕上がりになりました。
思っていたよりも軽いし、シャネルみたいで可愛くて気に入っています。
チェーンの長さは約120cmで、ポシェットとして肩掛けにしてもいいし、
三角カンに二重に通し、持ち手を短くすればハンドバッグに。
服装によって使い分けれたら良いな~。
今回初めて「ひねり金具」を使用しました。
ピカピカ綺麗なゴールドの金具で統一したので、華やかなイメージになりました。
ポケットの部分はボンテックスという芯を入れる指示だったのですが、プラスチックのファイルを切り抜いて代用しました。
私のミシンはJUKIの職業用ミシン(SL-700EX)で革も縫える!が売りの一つなのですが。
今回ほぼ初めて縫ったようなものなので、宝の持ち腐れ状態でした。
ミシンの鉄板は厚物用に付け替え、アタッチメントはスムース押さえに、針は16号、ミシン糸は30番手。
革を縫うためにちゃんとセッティングすれば、本当に革が縫えるんだ!と、ちょっと感動しました。
裏地は光沢のある水玉のサテンジャガード生地。
内側には両面にポケットがあるから使いやすそうです。
表面と裏面を縫ってバッグの形に組み立てていき、縫い代の始末は共布のパイピングテープで包みました。
バッグは「組み立て」ながら作っていく感覚があり、その工程も楽しかったです。
学生時代の皮革の授業では、牛一頭分、そのまんまの形の一枚革を先生が見せてくれたり、出来上がるまでの画像を見せてくれたり、、なかなか衝撃的な内容でした。
ブランキーとかミッシェルとかロック好きな男の子達は、革パンやライダース作りにチャレンジしていたりして気合入ってたな。
私は黒い牛革でウエスタンガールをイメージしたスカートを作ったけど、もう処分しちゃいました。
ミシンで縫う時は滑りを良くするためにシリコンスプレーを使うとか、太い針と糸を使う時のミシン調子の設定とか、普通の生地とは違う技を知れたり、とにかく印象深い授業でした。
残布がまだあるから、他にもリメイクしたいと思います。