#211 立ち位置 9 | 心の赴くままに

心の赴くままに

これから先のことが不安、人生のどん底で身動きがとれない
そんな心に光を灯す
人生を最高に愛する秘訣をお届けします

ここからは、やりたい事が上手くいくかどうかの成否を決める

マインド的な要因について見ていきたいと思います。

 

夢に挑戦する時、それが上手くいくかどうか

「不安」になってしまうのは、なぜなのでしょうか。

 

それは、自分の中に「きっと上手くいくはずがない」という

「想い」が存在するからではないでしょうか。

 

「想い」をネットのWeblio辞書で調べると

<人間が心の中で抱く感情や思考のことを指す言葉>

となっています。

 

そういった感情や思考が浮かんでくるという事は、

それを生み出す何らかの要因が

自分の中にあるという事だと思います。

 

それは一体どんなものなのでしょうか。

私は、それは「立ち位置」なのではないかと考えています。

 

私は、感情、思考、定義、意味づけ、方程式など

意識に現れるものは、全てこの「立ち位置」に

由来してると考えています。

 

どういった事かと言いますと、#74の投稿にもある様に

「義務」や「責任」も枠組みや立場が変われば、

変わってしまいますが、

 

「良い事」や「悪い事」など普遍的に思われる様な事でさえも

枠組みと立場によって変わってしまうと考えています。

 

例えば、名古屋の主要幹線道路は車線が多く幅が広いのですが

これは戦災復興の際に整備されたもので、当時は

「飛行場でもつくるつもりか」「そんな広い道路はいらない」と

大変な反対があったそうです。

 

しかし当時、計画を主導した行政が火災延焼防止と

近い将来訪れる車社会を見越して計画を実施したそうです。

 

この出来事の様に、全く同じ事柄に対して

 

「現在の必要性」という「枠組み」の中で

「大きな道路は税金の無駄遣い」という「立場」で見ると

「悪い事」となる事も

 

「将来の必要性」という「枠組み」の中で

「大きい道路は防災や社会の需要から必要」という

「立場」で見ると「良い事」になる場合があるのです。

 

全ての意識は

・自分がどんな「枠組み」によって

・どんな「立場」なのか

という事がベースとなって
 
感情、思考、定義、意味づけ、方程式が
構築されると考えています。

 

この「枠組み」と「立場」をひとまとまりにしたものが

「立ち位置」だと考えています。

 

私は、やりたい事が上手くいくかどうかの成否は
自分の「立ち位置」によって決まると考えています。

 

ここからは、夢への挑戦を阻害する様な「立ち位置」を

如何にして変えていくかという所について

見ていきたいと思います。