ここからは、やりたい事が上手くいくかどうかの成否を決める
マインド的な要因について見ていきたいと思います。
夢に挑戦する時、それが上手くいくかどうか
「不安」になってしまうのは、なぜなのでしょうか。
それは、自分の中に「きっと上手くいくはずがない」という
「想い」が存在するからではないでしょうか。
「想い」をネットのWeblio辞書で調べると
<人間が心の中で抱く感情や思考のことを指す言葉>
となっています。
そういった感情や思考が浮かんでくるという事は、
それを生み出す何らかの要因が
自分の中にあるという事だと思います。
それは一体どんなものなのでしょうか。
私は、それは「立ち位置」なのではないかと考えています。
私は、感情、思考、定義、意味づけ、方程式など
意識に現れるものは、全てこの「立ち位置」に
由来してると考えています。
どういった事かと言いますと、#74の投稿にもある様に
「義務」や「責任」も枠組みや立場が変われば、
変わってしまいますが、
「良い事」や「悪い事」など普遍的に思われる様な事でさえも
枠組みと立場によって変わってしまうと考えています。
例えば、名古屋の主要幹線道路は車線が多く幅が広いのですが
これは戦災復興の際に整備されたもので、当時は
「飛行場でもつくるつもりか」「そんな広い道路はいらない」と
大変な反対があったそうです。
しかし当時、計画を主導した行政が火災延焼防止と
近い将来訪れる車社会を見越して計画を実施したそうです。
この出来事の様に、全く同じ事柄に対して
「現在の必要性」という「枠組み」の中で
「大きな道路は税金の無駄遣い」という「立場」で見ると
「悪い事」となる事も
「将来の必要性」という「枠組み」の中で
「大きい道路は防災や社会の需要から必要」という
「立場」で見ると「良い事」になる場合があるのです。
全ての意識は
・自分がどんな「枠組み」によって
・どんな「立場」なのか
この「枠組み」と「立場」をひとまとまりにしたものが
「立ち位置」だと考えています。
私は、やりたい事が上手くいくかどうかの成否は
自分の「立ち位置」によって決まると考えています。
ここからは、夢への挑戦を阻害する様な「立ち位置」を
如何にして変えていくかという所について
見ていきたいと思います。