#127 境界線 3 | 心の赴くままに

心の赴くままに

これから先のことが不安、人生のどん底で身動きがとれない
そんな心に光を灯す
人生を最高に愛する秘訣をお届けします

前回の投稿で、「重要度」について触れましたが

多くの人にとって、自分より重要度が

高いと感じてしまう人は

ある程度限定されるのではないでしょうか。

 

それは、恋人だったり、親であったり

グループ内で影響力がある人など、

ある特定の人に限られているのではないでしょうか。

 

そういった重要度が高いと思っている人の視点で

物事を判断する事を

関係性が「相手中心」になっていると

捉えています。

 

恋愛などでも「相手中心」になってしまうと

自分の自由が制限されたり、

相手の期待や要求に応える事に

疲れてしまいます。

 

また、その人の一挙手一投足によって

自分の気分も左右され、

情緒が不安定になってしまいます。

 

#124にある真の「自己肯定感」を

低くしてしまう要因の一つに

この「相手中心」があるのではないかと

考えています。

 

なぜなら、相手の評価を得る為に

相手の基準で判断し

相手の気分や状況によっても、

その軸がブレるので

 

常に自分をそこに合わせる事で

自分の軸を見失ってしまい

 

自分の軸がない欠乏感を埋める為に

更に相手の評価を得ようと

「相手中心」になってしまう事で

 

徐々に「自己肯定感」が低くなるという

負のスパイラルが起きてしまうからです。

 

ここから抜け出す為に必要な事が

「自分軸」を持つという事です。

 

「相手中心」の場合は、その人を中心に

自分がその周りを右往左往している状態です。

 

「自分軸」を持つ場合、物事を判断するとき

自分がどう思うか、どう感じるかを主体に置き

自分の視点を大切にしている状態です。

 

ただ自分の感情に直に従う事が

「自分軸」を持つ事はではありません。

 

世の中には、沢山のものの捉え方があり

人の数だけ正解が存在します。

 

溢れる情報の中で、自分にとって何が正しくて

何か正解なのかを見極めた上で、

それを基に自分がどう感じるかが大切だからです。

 

そしてその視点を持って

色んな状況に遭遇して、色んな場面を乗り越え

人生経験を通して、自分の軸の確かさを

自分で自分に実証する必要があると考えています。

 

誰かからの、借り物の基準では

大きな嵐が来た時に、確信をもって

事に当たる事ができず、

これで合っているのか、これで正しいのか

不安になってしまいます。

 

#57にある様に、
<小さな行動を積み重ねる中で経験を積み>
その実体験の中でこそ、揺るぎない自分軸が
確立されるのではないでしょうか。
 
まずは小さな所から、
自分の納得感を得る事のできる
「自分軸」を少しづつ育てていく事が
大切だと考えています。