٩(>ω<*)وえのもとぐりむ[オウムノウシス] | テツロウ日記

٩(>ω<*)وえのもとぐりむ[オウムノウシス]

(*゚▽゚)ノえのもとぐりむ の[オウムノウシス]を赤坂レッドシアターにて拝見してきました。再演、2週間のロングラン、A~Cの3チーム、お席の値段が5500~20000円と(高くなったなぁ💦)。テツロウは高橋茉琴さんご出演のB・Cチームを一回づつ観劇。基本的にはどれも同じ話ですが、Aが元のオリジナルキャスト、B・Cが新しいキャストと聞いております。


(・_・)白黒を基調とした世界、苗字どころか人の名前ですらない役名。脚本家・小説家である[妹]の、言葉に対する存在意義への疑念、言葉が凶器に例えられる事への得心、なのに言葉を扱う事を生業としている自分への葛藤、などの独白から舞台は始まります。何か難しげな事を言い出すじゃん💦難しいのは拾えんからねオレ!と身構える。


ネタバレ(・_・)既に起こってしまった事を、[妹]が振り返り、書き起す形で話が進行。酷い境遇の生い立ちであるメインキャスト三名。貧困だった兄[インコ]、[妹]、監禁されてた[オウム]。それでも楽しかった高校演劇部での沢山の思い出。暴かれる過去、妹を護る為に兄は万引き、強盗、やむ無く殺人、そこで救い出した言葉も喋れない監禁されてたオウム。


σ(^_^;)度々舞台上で複数のキャストが同時に喋り、ギターを弾いて歌い、映像により言葉が次々と浮かび上がる。[言葉がなければ伝わらない気持ち、言葉があるから傷つくことを知っていく]えのもとぐりむが紡ぐ言葉のシャワーを浴びてください。とのフレコミですが、聖徳太子じゃないんだから一発で全部は拾えませんバイ💦何か1つでも心に残る言葉があればってことかしら。


σ(^_^;)演劇部で台詞の一行すら覚えるのも難しい[アホウ]は皆に愛されてるムードメーカーだったが、役名の通りの能力であり社会に出るとキツい事になり、ついには屋上から身を投げる。楽しかった演劇部での事を思い出しながら開放された笑顔で落ちていく。他にもキツい事態が色々起こりますが。皆で楽しく全力で演じ、歌った思い出がそれを中和…しきらんけど救いではある。


٩(>ω<*)و結果。色々キツい事もあるけど、楽しいこともあったじゃないか。またきっと良い事があるから、頑張っていこうや👍って感じかな。グッとくる作品でした。お目当ての高橋茉琴さんは、この世界を書き起こしてる作家なので全てのシーンにシンクロしてる様子。本作を現時点での自身の代表作としたいと言う程、意気込んで打ち込んでおりました。素晴らしいかった👏


(*゚▽゚)ノまたのご活躍、お待ちしております。