٩(>ω<*)و ProjectAmythos〚空の匣庭〛 | テツロウ日記

٩(>ω<*)و ProjectAmythos〚空の匣庭〛

( ̄^ ̄)ゞProjectAmythos主宰公演『空の匣庭』

と言う演目を、大塚は萬劇場にて拝見しました。2チームの内の、teamCANAAN 高橋茉琴さんが主演でご出演。 (脚本・演出:長田咲紀) 二年前に公演するハズがコロナ🦠で延期になってた舞台。待望の再始動。ちなみに去年(2023.7月)に同名の演目を朗読で新宿コフレリオシアターで拝見してますが繋がってます。


σ(^_^;)あの時は朗読劇という時点で気が進まず、更に当日に大変な体調不良だった。(後にコロナ🦠と判明)ハイ、時効、時効🙏本当は今回の演目がやりたかったが、そのバックボーンを先に朗読劇でやって今回の公演を心待ちしてたらしい。んで、どんなだったかってーと。何だかキラキラしたファンタジーっぽい世界観。精霊さんが飛びまわり、天使の名前で呼び合う人達。


( ˙꒳˙ )黒い人達は堕天使さんと。彼らは既に亡くなってる人達の魂、ここで最後の審判を待つ。伝わってくる神様の試練(序盤は掃除🧹とか裁縫👚とか)とやらをクリアして精霊さんよりパワー✨的なモノを貰う。クリアせずそれを貰えないと次第に黒ずんで堕天して消滅すると。世界観を知らせるのに30分、和やかな天使さん達の物語でも始まるのかと思ったら…


Σ( ˙꒳​˙ ;)急にデスゲームに変わります。失われていた生前の記憶が戻され、自分が生前に罪人であった事を思い出します。そして、自分より罪深き者をコロセ!との試練が伝えられます。概要はこんな感じ。そして、話のスジ的には救いは有りません。彼らは魂を扱う実験場のモルモット、罪人ゆえ記憶を消され亡くなった後の魂すら利用されていた。


∑(゚Д゚)しかし、このデスゲーム自体は実験ではなく施設が飽和状態になった為に、魂の大量処分の手間はぶく為に仕向けた事。人間が病原体の研究をする為、沢山のマウス🐁を犠牲にしてるのと同じでやる側に大義はあっても、犠牲となる側には何の救いもない。そこでのたうつ彼らの様を、[生きる事は選択する事だ!]と最後まで足掻き続ける者たちの姿を見届けて来ました。


σ(^_^;)救いが無いので[面白い]と言う表現が適切かアレですが、良かったです。退屈しなかったし、グッと来た。ファンタジーな見た目だが、その実は魂すら扱える超科学な世界が外側にはあった。高橋茉琴さんは足掻く彼らの中で最も前向きな人物。従ってやり合うのではなく、抗い、そこに居つづける事を選択した。きっと黒くなって消滅した事だろう。彼女らしい役に思えた◎