私は9年前に元嫁に子供を連れ去られた過去があります。

突然のことで何をどうしてよいのか分からず、思い当たる所に助けを求めたりしましたが結局子供達とは離れ離れになりました。

子供達が通学していた学校に訪問し校長先生に相談しましたが、
こうしたケースは過去にも何度かあり、お子様達が戻る事はほぼないと校長先生からお話しがありました。

役所の教委会に訪問した際には、既に特秘事項で転校済であり、情報の開示は出来ないと言われました。

弁護士に相談すると、宗教絡みの問題は解決が不可能。辛いと思うが離婚を視野に考えた方がよいと。

調停時には調停員から、DV事案で関係各所が動いてると根も葉もない事を言われました。

連れ去られた2ヶ月後には、会社の保険組合から子供と同居実態がない為、扶養から強制的に外すと書面が届きました。

真面目に生きてきて、何も悪い事もせず突然被害者になった訳ですが、何一つ報われる事はありませんでした。

結局は主導権を握り、虚偽であろうがそれを正当化すると、それがそのまま通ってしまうのが今の日本です。

今年の4月で連れ去られて10年になりますが、この10年間にも沢山のお父さん、お母さんが子供の連れ去り被害に遭っているのも事実です。

最近は共同親権への法改正もちらほら聞こえてますが、一向に現実味を帯ない状況です。

子供の連れ去り問題に関わらず、殺人事件や交通事故など、被害者より加害者を擁護する風潮が何処となくあるのが日本だと感じてしまいます。

事件や事故の被害者に限らす、元旦に発生した能登の地震の被災者支援も遅れをとっているのも事実で、そうした弱者に対しても安心安全の担保がまだまだ整っていないとも感じます。

被害者や被災者の心の傷は、一生癒える事がないのは事実です。

幸せであれば味わう事のない心の苦しみや痛みですが、事件や事故災害はいつ何時襲ってくるかは分かりません。

自助、共助では限界があります。
公助により被害者や被災者が報われる事が当たり前の世の中になって欲しいです。