厚かましくも紅茶教室をやらせていただくようになってから、よく考えることがあります。

「いかに人にわかりやすく、興味をもっていただけるか」


最近非常に頭を悩ませていたのは「茶の発酵」について。

発酵って言っても、菌の発酵ではなく、酸化発酵なのですがーというところから話を始めます。



不発酵茶→緑茶


発酵茶→紅茶



という定義は頭ではわかります。

でも、実際は微発酵の緑茶もあるし、完全発酵でない紅茶もあります。

そして「不発酵」と「発酵」の間のいわゆる「半発酵茶」て何さ。あせる


半発酵の中で

発酵の弱いもの→包種茶


発酵の強いもの→東方美人


なんてことを10数年前に中国茶の教室に通っていたときに教えられて、まるまんま覚えたんですけど。汗

この烏龍茶は発酵がその間くらい、と先生が仰って、飲んだけど、なんのこっちゃらわからん。

美味しいもしくは美味しくない

しか出てこないわけですわ。ダウン

(当時の私のノートにはもうすっかり発酵茶的になっている真っ黒な茶殻と「美味しい」「美味しくない」しか書いてありませんでした・・・ダメな生徒代表←)


これじゃあなんのこっちゃらわからんよなーと当時を振り返って考えてみたのです。ガーン

そして、初めてお茶の分類をお伝えするときにどうしたら一番理解していただけて、興味を持っていただくかをひたすら考えました。

・・・ま。

それが成功しているかしていないかは、是非教室 にご参加くださいませ。←いやらしい!




私は紅茶に携わりだしてからは本当にもう子供が成人しかねないほどの年数が経っているのですが、多くの時間を「提供する」ということに費やしてきました。

飲むのはもちろん当時からずっとしていますが、もっと数多く飲んでいらっしゃる方はいっぱいいます。


お茶の店で働いていた間は、いかにお客様を待たせずにぶれずに毎日安定して美味しいものを提供するか。

自分でお店を始めてからも第一は上記のこと。



じゃあ、今飲んでいるお茶についてきちんと説明ができて、ある程度茶に対する意見が言えるか、と言われれば・・・。


そこから改善せねば、と思って数年経ってますけれど。あせる

これからも勉強しつづけなければいけませんけれど。あせるあせる


でも、お茶について飲んだり、調べたり、学びを深めれば深めるほど楽しいのです。←コレホント

諸先輩たちにはもう何十年やり続けても追いつけないとは思いますが(何せ頭がよろしくない)、自分なりに前に進むことをあきらめずにやろうと思っています。


そして、少しでも興味を持った方を同じ楽しみに引きずり込むのです・・・。ふふふ。合格

「赤信号、みんなで渡れば怖くない!」のです!ムフフ。クラッカー



ってことで、先日の製法のレッスンはひたすらにお茶を飲ませていく会となりましたとさー。

緑茶→烏龍茶→紅茶とね。







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ちなみに上記は「もう少し紅茶を知りたい方コース」です。

基本の方は淹れ方から飲み比べなどなどになってます。ドキドキ


ニルマーネル紅茶教室