6月の終わりごろ、
いけばなの生徒さんたちとお茶会へ行ってきました。
早朝から大雨の東京、
ちょうど小降りになったころ現地到着
お茶室へと続く庭は
楚々とした花が雨に濡れ、
あ!これは
↑
卯杖
「あっ! これってこんなに長いんですか」と、生徒さんから声が。
日陰鬘がとても長くてびっくりされてたので
普通はこれぐらいの長さです、、、と答えました。
年始にわたしが飾っていた卯杖は、
諸事情により
日陰鬘を超短くしていたものだったからです。
初めて見るものって印象が強烈にのこるんだなと
反省したしだいです。
つぎは長いままにしたものを見てもらおう。
で、
お茶会は一期一会
もう二度と会うこともない人との邂逅
お茶は完成形をもとめていくものではなくて
未完のままで、という興味深いお話も聞かせていただきました。
これは鉄瓶のようにみえますが、
れっきとした釜です。
釜師の先生に師事していた私にとっては
眼福としかいいようのない
釜でした・・・
諸事情により、
6月のこの日をもってしばしお江戸とお別れです。