やってきました万世特攻平和祈念館
まず入館する前に慰霊碑に手を合わせて
万世飛行場は4ヶ月しか使われなかった幻の飛行場と呼ばれていて
私は知覧のことを調べるまで存じ上げませんでした
子犬を抱いた特攻隊の有名な写真は長らく知覧で撮ったものと思われていたけど
(なので知覧のホタル館にも飾ってあった)
実は万世で撮られたものでした
苗村さん、ありがとうございます
2021年にリニューアルオープンしたのでとっても綺麗な施設
大人310円
安い!こんなに素晴らしい施設が310円て〜!
なのでお金を落とす意味で苗村さんの御本4,000円越えでしたが購入いたしました!
しかしまだ読めてませんごめんなちゃい!
一階は撮影
こちらにはピカピカに磨かれた
零式三座水上偵察機(重要航空遺産)が鎮座
(鹿児島県南さつま市の吹上浜沖約600m、水深5mの海底から47年ぶりに引揚げられたもの)
ながらく海の底で砂に埋もれていたから痛みが少なくて塗装も残ってる
日の丸がカッコいい!!
砂に埋もれている展示は再現しているからです
展示方法のおかげ?近いから??
デッカい!!と感じたけど
もしかしたら戦闘機より水上偵察機のほうが大きいのかな?
と思って調べたらやっぱり大きかった
零式艦上戦闘機は全幅11〜12mで
こちらの零式三座水上偵察機は全幅約15m
なるほど〜
ちなみに零式は海軍さんの飛行機
この展示方法なら機体への負荷が分散されて良い気がする(素人目線)
雰囲気もある上手い展示だけど砂に埋もれている部分はどうなってるのかな?
やっぱり引揚げのとき崩れちゃったのかな〜?
万世は陸軍の飛行場なので
飛び立った多くの飛行機は九九式襲撃機
零とか九九とかなんの数字?と思われる方もいらっしゃるかもですが
九九式は皇紀2599年に正式採用
零式は皇紀2600年に正式採用された単葉飛行機でーす
皇紀元年は神武天皇が即位された年で
今年は皇紀2684年でーす!
ちなみに「紀元二千六百年」は私の好きな歌です
軍歌、戦時歌謡曲、結構歌えます
一階が撮影なのは遺品ではないのかな?
すごく綺麗な展示、羨ましい…
(我が県も保存状態よく後世につたえられるようお金をもっとかけてほしい…)
洒落た煙草入れ
よくみると艦?海兵さんが持ってたのかな?
一階は図書室、映像資料室もあって
近所だったら入り浸っていたと思う
めちゃ楽しい〜!!
![ぐすん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/061.png)
とは言えやっぱりまだまだ読めないものが多いのでカンペありがたい
途中で一旦出て、祈念館のすぐ近くにある「るぴなす」さんでランチ
刺身定食1,200円
毎度のことながら臭くないかビビりながらの一口目
うんめーーーー!!!!!
小躍りした
量も我が地元で食べる刺身定食の倍はあるんじゃないか
大満足でまた祈念館へ
(再入場させてもらえます)
60代くらいの恰幅の良い館長さん?(支配人さん?)ぽい方が
たまーに館内の説明ツアーをやってくださるので
それを見つけては参加!
ザ!鹿児島の漢って感じで
余計なことは喋らない、笑わないので
説明が終わったらペコっと一礼してスタスタと去っていく、にべもなし!
良いねー
なかなか我が県でこういう漢を見ないので
これが薩摩隼人か!カッコいいな〜
あとちょっと面白かったのが
ご説明いただく中にちょいちょい海軍のディスりが入って(言い方ごめん)
特攻をやり出したのは海軍、桜花なんて残酷な飛行機を作ったの海軍とかね
やっぱり陸軍さんが好きなんだろうな〜
これも一種の郷土愛だと思う
リニューアルオープンした施設だけあって
保管にも力を入れられています!
血書コーナーは光による劣化を防ぐため、センサーで人を感知して電気が付いたり消えたり
じーーーっと読み耽っていると突然真っ暗になるので
ごめんなさい〜読ませてください〜って頭を下げてまた電気をつける
そこに展示されている血だらけの日の丸の寄せ書きは館長さんから説明を受けられます
改めて手を合わせました
撃たれて亡くなられた乗組員の方が最期に持っていらっしゃったので弾が貫通して穴があいてるのよ…壮絶…
閉館の17時までおりました時間が足らない…
名残惜しいけれど鹿屋に行かねばならんので
桜島フェリーでぴゅーんと海の旅
フェリーって乗るまでの手続きが面倒とか
お値段が高いイメージがあったんだけど
桜島フェリーって全然そんなことない!
おまけに24時間やってる!!!
(さすがに夜中は一時間に一本になるけど)
我が街の地下鉄が終日運行するのは大晦日だけだよぉ〜
道路も広いし綺麗だし
我が県の方が人口が圧倒的に多いのになんでだ
やっぱり薩長閥パワー!?
フェリー楽しかった〜、乗れてよかった
航行中は興奮してウロウロぐるぐるしてしまい
観光客感がモロにでてしまったわ
夜の海にスマホを落としそうでこわい怖い言いながらも震える手で写真を撮って
なんかさー目に映る全ての景色が尊いのよ
忘れたくない〜!ってなる
フェリーから車を降ろす指示をされている作業員の方もカッコよーだったよ
おかげでスムーズにおりられたました、ありがとうございました
ホテルへ向かう
桜島に近づいたからかな?
道中、視界がモヤっとしたのは多分だけど火山灰!
洗濯物は部屋干しが基本なのかな??
道すがら適当なお店でお食事をして
ホテルにチェックイン
火山灰が入るから窓は開けないでの注意書きをみておぉ〜と思った
宿泊したのはAZホテル
(朝食付きで一人4,000円!安い!ありがたい!)
遅かったので風呂入ってとっとと就寝
早起き頑張るんだぞい、目指すは朝食6時スタートだぜ!
鹿児島でおねんねするのはこれで最後かと思うと寂しかったなぁ
楽しい時間はあっという間に過ぎていく