行き遅れのムンベイ
ゾイドコア・ドットコムを見ると、未だにSRDXムンベイが売れ残っている。半額以下にもかかわらず。
ムンベイは俺様のものとはいえ、こうも不人気だと淋しいものがある。何がいけないというのだ。
確かに先行限定発売されたガレキ版(積んでる)に比べると、佐藤弟の改修が入ったとかで奇形乳になっている。他にも細かい違いがあるが、それに文句を付けるのは贅沢というものだ。なぜならば、SRDXムンベイは、ユージンにとって二つ目のムンベイ商品化であり、最初の時よりはるかにクオリティが上がっているからだ。
その伝説のムンベイ第一弾とは……
1/72 ムンベイである。無印放映時にガチャで出回っていた物だ。
1/72と比べるなど土台無理な話かもしれぬ。しかしだ、当時私はこれを手に入れるために大変苦労した。私が復活ゾイドに興味を持った頃には発売から日が経っており、これを置いている店は見つからなかった。ネットを精査して単品売りしている店を探し、遠くまで出向いたのだ。そうまでして手に入れたのがこれ。
当時は自分の気持ちを誤魔化して納得したものだが、今見ると肌の色からしてキモイ。どう見ても黄土色です。本当にありがとうございました。
レミコト、オランダ人に嫁ぐ
いやぁ、なんか局地的に話題になってますなぁ、レミコト抱き枕。ゲーマーズ通信販売にて予約受付中。完全受注生産。13,000円也。
ところで、萌えヲタの間では抱き枕の隠語を「嫁」と言うそうである。抱き枕を買うことは「嫁を取る」「嫁を迎える」などと言うらしい。素敵な文化だね☆
まさにダッチワイフともいえるが、これはより本来の意味に近い、正当な用法ではないか。というのは、ダッチワイフという言葉の歴史は意外と古く、由緒があるのだ。
十七世紀、オランダは東インド会社を設立し東南アジアに広く植民地を持つようになった。支配者として彼の地に入植してきたオランダ人たちであったが、高温多湿の気候にはまいったらしい。そこで、寝苦しい夜に涼を求めて使われるようになったのが、竹を編んで拵えた抱き籠である。これを用いることで安眠できたようだ。
そして、列強のライバルたちはオランダ人が愛用する抱き籠を見て「オランダ人の妻=ダッチワイフ」と称するようになった、らしい。日本でも抱き籠のことを指す竹夫人という言葉がある。
現代において、あの不細工な人形のことをダッチワイフと呼ぶようになったのはなかなか気の利いたシャレである。そして、今日の「嫁」も新旧を包括する意味でダッチワイフと呼ぶのがふさわしいように思うが、いかがだろうか?
公式サイトから情報が二つ
『ゾイドインフィニティNEO EX』公式サイトで、封入特典の『ゾイドカードコロシアム』プロモーションカードが公開になっていた。

門外漢なので強いんだか弱いんだかも分からないが、腐ってもジ・オーガだ。
しかし、Xbox購買層と『ゾイドカードコロシアム』のプレイヤー層って重なるのだろうか? その辺りが微妙な特典である。
もう一つは残念なお知らせ。『ゾイドジェネシス』のavex公式サイトによると、新ED『握りしめたその手に』のオンエアは2月12日からに「大決定」になったそうである。明日の放送を心待ちにしていた諸君、ご愁傷様。
ゾイドジェネシス 第42話「密会」感想
今回のあらすじ――
作戦行動中、ロンはバンブリアンの不調を演じて離脱する。実は同じく天空人であったフェルミと密会するためである。ロンはフェルミがソラの密命をないがしろにしているのではないかと詰問する。
一方、フェルミに会わなければという衝動に駆られたソウタは密会の現場に潜行。そこで自分が利用されていたことを知ったソウタはフェルミに食ってかかるが、ロンもろとも抹殺されそうになる。
しかし、間一髪ルージの救援が間に合った。疲労で苦戦するルージだったが、駆けつけた仲間たちがフェルミの部隊を退けたのだった。
今回はソラが画策している計画の一端が明らかになった。ソラは地上にエージェントを派遣し、軍事バランスをコントロールしようとしているのだと思われる。フェルミはジーンの監視、即ちディガルドの抑制を担っていたようだ。一方ロンは反ディガルド組織の養成が使命とのこと。当初の予定ではガラガとデッドリーコングを利用するつもりでいたのだろう。
……と、話の裏が明るみに出たにもかかわらず、視聴した印象としてはさほど盛り上がれなかった。正直今週はかなり厳しい。なぜだろうか。恐らく、ボロが出たため物語に没入できなかったからだろう。
その筆頭はソウタの扱いである。フェルミはソウタを「どんなゾイドも簡単に乗りこなせ」ると評していたし、それを裏打ちするためにデッドリーコングで暴れさせるという伏線も用意していた。そこまでするからには恐らく、その特殊能力を活かしてギルドラゴンの舵を取るという流れになるのではないかと思う(そういう前提で話す)。
しかしだ、レギュラー七人も十分な掘り下げができていないのに、何故そんな大役をぽっと出の脇役に振るのか理解に苦しむ。何のための大所帯なのか。
無印でも終盤、切り札の超巨大ゾイドを復活させるというシークエンスがあった。休眠しているウルトラザウルスのはコアを起動するのは、序盤から出ずっぱりのムンベイだ。彼女は、ゾイドの回路を組み替えて自然治癒力を増幅させるという特殊技能を有しているのである。故に、作劇上この役目はムンベイでしかあり得ない。必然性がある。
ひるがえってジェネシスはどうか。レギュラーの頭数に余裕があるにもかかわらず、話の肝となる要素を中盤以降に参加のソウタに割り振るのは素人臭い。そして、積み重ねのないキャラクターには何をさせても感動は得られないのである。うーむ、シリーズ構成も相当な見切り発車だったのだろうか……
そして、ソウタはルージとの激闘を「偶然」生き延びただけではないか。
「偶然」ルージと出会ったから反ディガルド勢力を育てられ、そしてまた、「偶然」ソウタを手に入れたことで話が進むのではロンが無能に見えてしまう。ディガルドに匹敵する勢力を作るべく送られた工作員がこれでは、話の枠組み全体に説得力が無くなってしまうではないか。超人的知謀の結果でなければ話にならない。
この際後付けでも構わないので、つじつまを合わせる話が欲しいところである。終わりよければ全てよしという言葉もあることだし、残りの数話、全力で頑張って欲しい。いや、マジで。



