ゾイド徒然草 -174ページ目

ワンフェスのアレ

 先頃開催されたワンフェスことワンダーフェスティバル 2006[冬]。ゾイドキャラの出展もいくつかあったようだが、私が特に気を引かれたのはこの作品である。

ワンフェス コトナ

 顔が似ていない気もするが、そこは作家性の出るところ。それよりも、操縦席をヴィネットとして切り取った感性を評価したい。それによって単なる美少女フィギュアというだけでなく、ゾイドのキャラクターに材を取った必然性というものが出てくるからだ。
 まぁ、単純に、あの操縦席エロいしね。うん。


 でもそんなコトナさんをもってしても、こちらの出展作品のインパクトには敵わないだろう。

仏像

ゾイドジェネシス 第45話「遺産」感想

今回のあらすじ――
 フェルミ率いるグイ部隊はソラから遣わされたデカルトドラゴンによって敗走し、ギルドラゴンは無事、ソラシティ入城を果たした。
 ソラは討伐軍が本当にやってくるとは思っていなかったため混乱があったが、約束どおりリーオの弾の製造に着手。負傷したセイジュウロウ、ザイリンも治療を受けさせて貰える運びになった。ルージはパラ部長との会見やソラに残された文献を通して「神々の怒り」とジェネレイターの真相を知る。
 リーオの弾の受け渡しを待つ一行だったが、ロンに騒乱罪の嫌疑で治安部隊が差し向けられる。時を同じくして、ディガルドはグイ部隊によるソラシティ攻撃を開始した。


 大変面白く感じる部分がある反面、難点だと感じる部分も多い、いつものジェネシスであった。
 まず美点から挙げるが、全貌が見え始めた話の枠組みは面白い。地上監視部のパラ部長とプロメ部長はそれぞれ、「世界はこうあるべきだ」というビジョンが違い、別の思惑で動いている。そして、実はソラノヒトであったジーンも面従腹背して野望の牙を研いできた。この構造はルージだけでなく、パラ、プロメ、ジーンのどの立場から書いても面白い話になるポテンシャルを持っていると思う。そして、全ての元凶であるソラがレッゲルを欲するわけがまだ明かされていないのだ。気になる。ただ、あと五話しかないんだ……


 シナリオ、設定、演出面では気になるところが多々ある。

 まず冒頭部、デカルトドラゴンが光のブレス(?)でバイオラプターグイを薙ぎ払っている点だ。デカルトにあんな武装があったかどうかはひとまず置いておくとして、リーオの武器でなくとも大出力の攻撃であればバイオ装甲に通じるのなら、今までもそうするべきではなかったか。やはり脇役ゾイドたちでは歯も立たなかったことにフラストレーションがあるのだ。デカルトのアレが通じるのなら、せめてサーミックバーストくらいは通用してもよかったのではないか。連発はできないのだから軍事バランスに影響はないわけだし。
「ソラのゾイドだから」と言われれば「はぁ、そうですか」としか返せないが、何の説明もなく設定を覆されてはちょっとガッカリだ。最初から「極めて強力だがリーオにだけは弱い装甲」くらいに設定しておいた方が良かったんじゃないか?


 それから、「えーっ!?」と驚くほど超高度なソラの技術の描写だ。壁面を透過して物質を移動する技術をはじめ、お茶を入れるのにもまるで魔法みたいな描写。もちろん、質量保存の法則すら無視するエヴォルトを可能にする技術があるのだから、それくらいは当たり前なのかもしれない。
 だが、それを受け入れるのにはなぜだか抵抗がある。それはゾイド世界の嘘はゾイドに依拠している限りにおいて受け入れられてきたからであり、ソラの技術はゾイドと隔たりがあるところでの超技術だからではないだろうか。あるいは、あれほど高度な技術がありながら、まだ「本」があるちぐはぐさに引っかかりがあるのかもしれない。自分でもよく分からないのだけれど。


 そして、その技術で、傷の手当ての「ついでに」治されてしまうセイジュウロウの病気って…… 一体何のための設定だったのか。セイジュウロウの抱える苦悩の象徴だとして、それが解決した話があるわけでもなく治ってしまっては、あんまり意味がなかったと断じざるを得ない。
 作劇上、彼の過去はルージとの師弟関係の中で癒される形以外はあり得ないのだが、以前指摘したとおり師弟としての描写、ドラマが圧倒的に不足していた。セイジュウロウの話はこのまま言葉足らずで終わってしまう可能性が高い気がする。というか、もはやレギュラー陣それぞれのテーマまでやっている暇は無いのかもしれない。あと五回だし……


 最も気になる点は、ルージの描かれ方である。
 一つ目は、ルージのザイリンに対する接し方だ。私はルージ君の愚直で優しいところが好きである。だから仇敵ザイリンといえども、命を助けようとするのは当然の行為だと受け止める。それでこそルージ君だ。しかし、ザイリンに手当をすることに逡巡もないのはおかしい。それは人ならぬ聖者の領分であって、人間であるルージには相応しくない。気持ちが悪い。故郷を焼いた仇に対してなのだ、一瞬でもいい。ぎゅっと拳を握ったり、唇をかみしめたりする描写があれば。そうしてこそ、憎しみを超えて人が和解するという人類永遠のテーマになると思うのだ。
 二つ目は、ジェネレイターについてだ。今回、実に久しぶりに、ルージはジェネレイターの修理を口にする。自分たちのことばかりを考えていては駄目だと思い至って討伐軍旗揚げを唱えたルージではあるが、当初の動機はジェネレイターの修理だった。これを長いこと忘れていたのはドラマとして不十分であると常々思っていたのだ。
 古代の技術の残るヨーク村を訪れたとき、カトーンの人々に協力を約束されたとき、そしてトラフ近郊でパラ部長と会談を持ったとき、ルージはなぜジェネレイターのことを切り出さなかったのか。特に、パラ部長と会い、ロンにソラノヒトであったことを告白されたとき。あれだけ聡明なルージがなぜソラとジェネレイターの関係に思い至らなかったのか。
 ルージ・ファミロンは君子である。そうであるが故に、ディガルド討伐という大義の前には私心を滅して取り組むかもしれない。だが、君子といえども天下国家を語るときに、もっと自分に近いもの、すなわち地域社会や家族というものを飛び越して考えるのは不安定で危険なことだと思うのだ。それは連合赤軍だとかオウム、それから、生活から切り離されたネット上の右傾化した言説などを連想させる。それらは地に足の着かぬ理念だけで走った結果、憎悪を増幅させていったではないか。だから私は、ルージが君子としてあるためにも、身近な人々の生活、すなわちジェネレイターのことを忘れて欲しくなかったのだ。残念ながら『ゾイドジェネシス』という作品では個人の動機と大義というものが、そういう風に描かれることはついになかった。個人的に、これはとても残念なことである。

黎明期のゾイドがまさかの復刻!

 ホビーショップNODA-YAによると、トイズドリームプロジェクトで「伝説のゾイド5体セット」が復刻されるそうである。6,000セット限定で価格は3,990円。6月発売予定。

 さて、気になるセットの内容は……


・ガリウス

・グライドラー

・エレファンタス

・アクアドン

・ゴルゴドス


 ああ、全てが懐かしい。マイファーストであったグライドラーもラインナップされているではないか。


 来年度は得体の知れぬ新シリーズだけなのかと不安になっていたところに、このニュースである。おそらく、オールドサマーボーイを対象に見据えた商品なのだろう。

 しかしだ、できればこの初期ゾイド群こそを子供たちにアピールして欲しい。構造の極めて単純な初期ゾイドであるからこそ、どういうカラクリで動くかが組み立てを通して容易に理解できるのである。知育玩具として機能していたのだ。

 初めてゾイドを動かしたときは、そりゃ感動したものだし、飽きずにゼンマイを巻いては歩かせたものだし、何度もバラしては組み立てたものだ。

 できれば、あの感動を次代にも引き継いでいってもらいたいものだが…… オールドサマーボーイのセンチメンタリズムに過ぎないのかな。

ダウト!

 同人ダウンロードショップにて「ゾ○ド」で検索してみる。


1
2
3
4

←そりゃねーだろ。


ゾイドを漢字で書くと?

 日本は台湾をもっと大事にしようぜ! と、政治的発言はこれぐらいにして、Yahoo! Taiwanでゾイドを検索してみた。トップに表示されるのはLeoshopという玩具屋がやっているゾイドの通販サイト。「zoids.com.tw」というドメインなので、日本におけるゾイドコア・ドットコムみたいなものなのかも。

洛伊徳

 いきなりメッキゴジュラスで怪しさ満点だが、意を決して「進入」を試みる。


Leo

 店のマスコットキャラクターに出鼻を挫かれる!
 「進入」は軽率だったか?
 民度の高い台湾とはいえ、亜細亜だぜぇ!



 面白いのが、ゾイドを漢字で書くとどうなるかということだ。まず、ゾイドは「洛伊徳」。「機獸新世紀」、「機獸創世記」は分かるとして、「機獸超世紀」ってのがフューザーズを表しているのが面白い。

 以下に、漢字でゾイドの名前を列挙してみる。いくつ分かるかな? 一問4点、全25問。


凱龍輝真 凱龍輝・真

輸送列車蟲 グスタフ

零式長牙獅 ライガーゼロ

狙撃迅龍 ガンスナイパー

破壞直立龍 デスザウラー

狂暴戰龍 バーサークフューラー

激光雷虎 レイズタイガー

生化烈龍 バイオヴォルケーノ

暴風魔獸 ロードゲイル

地獄魔龍 キメラドラゴン

咆哮虐殺龍 ジェノザウラー

究極高速奔狼 ケーニッヒウルフ

重裝魔狼 ケーニッヒウルフMK2

終極地震龍 アルティメットセイスモ

死亡雷電龍 デスレイザー

雙斬刀長牙獅 ハヤテライガー

自走砲獨角仙 サイカーチス

超戰鬥暴龍 ゴジュラスギガ

雷震脊龍 キラースパイナー

大龍蝦飛行基地 ドラグーンネスト

重裝天蠶 モルガ

格鬥金剛 アイアンコング

修奈達 シュナイダー

閃電 マッドサンダー

奈緒美 ナオミ・フリューゲル


 トリプルクリック(反転)で答えが出るよ。