ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド
先日、宅急便で届け物があった。
「サイバーエージェントさんからのお届け物です」とのことであった。
冴羽? はて、スイーパーに知り合いはいないが――と訝しんでいると、包みに見慣れた緑のトレードマークが印刷されているのが目に入った。
ああ、そうか。このアメーバブログの運営会社である。実は先日、ある依頼を受けていたのだ。
☆某有名ゲーム会社のプロモーションにご参加下さい☆
本プロモーションでは某有名ゲーム会社の既存商品を体験して頂き、プロモーション動画の貼り付け、そしてゲームの感想を写真等を添えてご自身のブログに書いて頂きたいと考えております。
――というわけである。「最近更新も滞りがちなのに非ゾイドゲームのレビューかよ!」と読者諸氏から怒られそうであるが、仕方が無いじゃないか。報酬くれるって言うんだもん。1000amebaポイントとソフト現物。
このプロモーションは六名のアメブロガーに依頼をしたそうなのだが、趣味のブログとはいえ真面目にやっていると、たまにはこういう役得もあるのだな。どういう基準で選ばれたのかはさっぱり分からないが。
さて、問題は今回紹介することになるゲームだが……
ジャン!
蓋を開けてみればセガのPC版『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』であった。タイピングでゾンビを倒していくゲームだ。12月7日の『ゾンビ打 タイピングラリアット』の発売に当たり、前作にあたる『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』をプレイして感想を書いて欲しい、ということである。
正直、ホッとした。もしクソゲーが来たらどうしようかと気を揉んでいたのだ。ちょうちん記事など書く気はさらさらないし、かといって立場上あからさまこき下ろすわけにもいかないだろう。玉虫色の表現のオンパレードになるのではないか……。だがそれも杞憂だった。『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』であれば、目立った弱点もないだろう。
ところでパッケージのあおり文句「ゾンビ祭りでワッショイ!」って何だ? 言葉の意味はよく分からんが、とにかくすごい自信だ。
本作はアーケード版の移植となるが、そればかりでなく様々なモードが追加されている。
とりわけ重要なのがこの「チュートリアルモード」だろう。『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』を遊ぶためには、いわゆるタッチタイピングができないと話にならないわけだが、これが苦手な者、あるいはまったくできぬ者もまだまだ多いのではないか。今これを読んでいる読者の中にも、キーボードの「F」と「J」のキーには何故出っ張りが付いているのか分からぬ者もいるのではないかと思う。そういった初心者のため、初歩の初歩、ホームポジションから懇切丁寧に教えてくれるモードがあるのだ。
かく言う私もタイピングに関しては数年前に某定番タイピング練習ソフトで数日練習した程度であり、ワープロ検定三級レベルの雑魚である。ここは一つ「チュートリアルモード」で基礎から復習しておこう。
講師のエージェント・ジェームズが丁寧に、時には厳しく指導してくれる。タッチタイピングの「メリット3」は非常に魅力的なので頑張って練習しよう。
個人的に収穫だったのは、今まで自己流だった「シフト」と「特殊記号」の打ち方の講習があった点だ。特に、キーボード右の記号群は全部右手の小指の担当だというのに軽く驚いた。人差し指より担当キーが多いではないか。働かせすぎではないのか? もっとも、よくよく考えれば右手の小指には、耳をほじったり○○を××したりと、日常生活の中でも意外と酷使している。存外、器用な指なのかもしれない。
基本の構えであるホームポジションと、どの指でどのキーを打つかという基本の運指の講習を受けたら実戦練習だ。画面に表示されるキーを制限時間内に打つ反復練習で、タイピングの基礎を習得していく。
「いやいや、俺にはとてもとても」とアレルギー反応を示す者もいるだろう。だがしかし待って欲しい。一日一時間、三日坊主でもかまわない。真面目に打ち込めば、その三日で基礎は身に付く。そして基礎を習得しているのとしていないのとでは、タイピングに雲泥の差が出るのだ。経験者として断言する。
さあ、基本を覚えたら「アーケードモード」に打って出よう。
開始すると導入部のムービーで幕を開ける。
主人公の前に立ちふさがるゾンビの群れ!
画面に表示されるテキストを正確に入力することでゾンビを倒していこう。もたもたしていると攻撃を受け、画面左下に表示されているライフが減っていく。これが無くなるとゲームオーバーだ。しかし、序盤の雑魚はこのとおり短い単語で倒せるので、しっかり教習を受けていれば敵ではないはずだ。
ゾンビを打ち倒して進んでいくと、ステージのボスキャラ登場。入力するテキストが短文になっており手強い。ボスの攻撃が当たる前に入力に成功すれば、画面上部中央に表示されているボスのライフゲージを減らすことができ、これをゼロにすると晴れてステージクリアとなる。が……
殺された(苦笑)。恐れ入りました。
だが面白かった。ゲームとして面白いというのは言うまでもないことだが、継続するモチベーションになるということである。今日はもう時間がないのでここまでにしておくが、明日も頑張ろう。おそらく、今日よりは明日、明日よりは明後日、「割とかっこ」よくなっていることだろう。
ちなみに取説巻末付録の漫文まで面白い。どこの誰が書いたかは知らねども、さすがセガ。タレント揃いである。
極寒! プロモーションムービー!?
これを見ると若干不安にもなるが、『タイピングラリアット』も楽しみだ。だって、くれるって言うんだもん。