新潮文庫のスウィフトのガリヴァ旅行記。
これめっちゃ古い本なんだよな、「ガリヴァ」って…
昭和26年7月30日発行。古っ!
文体もやや古め。


内容は有名な巨人の国や小人の国と、
ラピュタとか日本とか出てくる。
正直こっちは知らんかった。


まぁ最初は楽しく読んでるんだけど、
はっきり言って途中からうんざりしてくる。
主人公である「我輩」のおっさんのほら話に。
これが感想。


実はまだ読み終わってはいないんだけど。
うんざりしてなかなか読み進まないのよ。


一度読んでおいても悪くはない。
うんざりはさせられるけどね。

(2010年10月14日)

追記:2010/10/26 03:17
読み途中では上記のように書いたが、読み終わって思う。
やはり名作だ。


第四篇、フウイヌム国渡航記は実に読み応えがあった。
「理性の命令に従わないような人間は、みずから理性的動物であることの権利を放棄するようなものであるからだ」という件は印象的だ。

それにしても解説でも「ほとんどわれわれの面に腐った臓腑を投げつけられる思いのする」とある「殊に第四篇」、痛烈だ。人間でいるのが厭になってくる。


第三篇から、どうも読んでいてわかりづらい箇所が増えており、当初それを「うんざり」と感じたわけだ。しかし第四篇に入り、特にその後半の昂揚は、著者スウィフトの病み具合とも関連していたのかもしれない、と読後に解説を読んで思えた。


子供には前半の第一篇、第二篇、
大人には後半の(第三篇)、第四篇
といったところか。


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