先日の暑かった昼休み
東京と名ばかりの、超田舎な私の住んでいるエリア
午前中の仕事で溜まったストレスという垢を流しに、ご近所の渓流へ「コンビニのおにぎり」でランチと洒落込んでみました。
原チャリで片道20分
そんな距離に、もう別天地が存在します。
目的地にたどり着くまでに、数名の渓流釣を楽しむ方々を目撃
平日にも拘らず竿を出す・・・私と同類(平日休み)なんでしょう。
道端に原チャリを止め、川原に下りる。
う~ん、清々しい・・・
大き目の石に腰を掛け、焼タラコのおにぎりに舌鼓
どんな高級ランチを食するより贅沢なのだ!
(実際に高級ランチとやらは食した経験無し)
プライベートブランドの安い麦茶もこの上なく美味である。
『あぁ~、このまま午後は休んでしまいたい』
などと思いながら心の洗濯をしていると、下流から遡上してくる人影
「ど~ですか?釣れますか?」
などと、いつに無くフランクに声をかける私
「いやぁ~、渋いですねぇ~、でもこんぐらいのが2・3匹!」
と、謙遜しつつ泣き尺サイズの山女を2匹見せ付ける同い年くらいの釣り人
「すごいっすねぇ~」
本心から関心する私・・・
その後、二言三言会話して、その方は上流に消えていった。
さ~てと、仕事に戻りますか・・・
そんなつもりで重い腰を上げようかと思っていると・・・
道路の方からけたたましい小学校・低学年くらいの少年達の声がする。
その少年達は、位置的に、まさに上から目線で私を見下しながら
「おじさ~~ん!ウンコ~ッ!」
と罵声を浴びせ掛け、蜘蛛の子を散らすように、上流方面に走って逃げていった…
「ウ ン コ」
数多ある日本語の単語の中で、少年達が最も好む単語の一つであろう。
現に、この私も、幼少期に大好きだった単語であり、見知らぬ人にヒット&アウェイでその単語を浴びせかけた経験もあった。
時代は繰り返されるのである。
そんな、ちょっぴりおセンチな感傷に浸っていると
離れた場所から
「バ~~カ!バカ!バ~~カ!」
「ウンコ~~!ウ~~ンコ~~!」
夢のような人気単語2トップ攻撃である!
さっきの釣り人が少年達の餌食になっている・・・
人のよさそうだったさっきのお方も、何やら言葉で応戦している
それに対し、少年達
「変態・ヘンタ~~~イ!」
大人vs少年達の口喧嘩の顛末を見届けたかったが、私、タイムリミット!
私を含め、渓流を嗜む皆様
あの日出会った少年達の意見(?)が正しければ
「バカでウンコで変態」
らしいです・・・我々の趣味・・・
私の場合、ある意味正解かも!?