黄金の週間がやってきました。


そこで、以前から気になっていたこんな物をイトーヨーカドーで購入してしまいました。


釣行(時々)報告-しゃむ

お昼のTVでCMをやっております。


すんごく水を吸い、拭いた後はピカピカだそうで

洗車や、艇を洗った後なんかに使用できそう。

と思い、購入しました。


使用に基づく感想


洗車用の合皮のような素材かと思いきや、フエルトのような素材。

確かにかなり水を吸います。

しかし、拭いた後にもう一度乾拭きは必要そうです。


そんなに必要なかった…というのが私の感想です。


それと一緒に、久々に釣り関係の雑誌を購入、その広告欄に自分の所有している物が一つも宣伝されていないことに軽くショックを覚えた浦島太郎状態の「こる」でございます。


「エギング大好き!イカ釣り大好き!」などと公表していながら、ティップランエギングの存在を知ったのは、つい最近のこと。


時代は大きく蠢いております。


それに引き換え、私は、ずーっと取り残されたまま・・・



突然、思い立ち
妻子を里帰りさせ行ってきました。



しかし、前日の荒天の影響で、ポイントに着くまでの間の海は、かなりの荒れっぷり。


深夜にポイントに到着、しばし仮眠


夜が明け始め、海の状態を確認に行く


ベタとまでは行かないまでも結構凪いでいる状態


そんな夜明けの海に向かって出撃!



しかし、上空の雲の動きの早さや、実際に海面での突然吹く山から沖への嫌な風
ポイントに向かう途中でのルームランナー状態の向かい風や、パドリングのスキルがアップしたのかと思うくらい早く進める追い風(20~30分周期)
そして突然の無風(短時間)



風向きが定まらず、気付けばかなり沖に流されていたりする。



釣りにならない!



風待ちのため上陸




風がゆるくなり、再出撃!



暫く漕ぐとまた同じ状況になる。



『このまま天候が悪い方に転がったら「118」に連絡しなくてはならないかも』


と思い再上陸



海快晴の予報では10時頃から風が嫌な方向に7mと出ていたので
仕方なく方針転換をする。



温めて・・・冷やす・・・温めて・・・冷やす・・・
この鍛錬により、より強靭なモノに生まれ変わる…


いきなり下の話かと思われた貴方、トモダチン○です。


実は、納艇前にもかかわらず、昨年8月下旬(今頃かよ!)に某方に千葉県某所に青物狙いでKFにお誘い頂いたのですが、
その場に居合わせた方々のblogの出方を見てから書こうと温めていた内容です。


皆様、お優しい。

私の失態について一言も触れていないなんて・・・




一次安定性の良いと云われるシットオントップのカヤックではありますが、変な体重移動で簡単にひっくり返ります。


無理を言って再試乗と云う名の楽しい釣をさせて頂いた時に沈経験をしておるこの私


再乗艇にかなり梃子摺りました。


これが冬の一人きりの初めての場所で・・・なんてことを考えたらゾッとします。


実際の経験を踏まえ、沈から再乗艇への実状(私だけかもしれません)を述べてみます。


艇のフットブレイスの先に、釣った魚が放置された状態になっていたため、手を伸ばしてみたが届かず、尻を上げ、前のめりの状態になったとたんに悲劇が・・・


気付けば艇は裏返り、私は生まれて初めてライジャケ(釣用)のお陰でプカプカ浮いている状態になっていた。


以前に見ていたTEAM NWの「カヤックフィッシングについて」の「第五章・もしもの時の“沈脱……そして再上艇”マニュアル」 の内容が頭の中に蘇る。

先ずは、艇の真横に泳いでいき、自分とは反対側(遠く)の窪みやスカッパーホールに手(指)を掛け、ぶら下がるように体重をかける。


艇は見事に復帰する。


ここまでは、自分が思っていたより順調でした。

『そう言えば、第五章でナカムラ軍曹は「ここまで来たら行程の半分は終わったような物」って言ってたな、楽チンポイだ。』

なんてことを思い、気持ちに若干の余裕が出てきたのです


が、甘かった・・・


なかなか思い通りに体が上がらないのです。


理由


その1 ライジャケを着用していると、顔が上に向くように浮くため
    バタ足がうまく出来ない。
その2 釣用のライジャケは前側に大型ポケットやDリング等があり
    それらが引っかかる。
その3 着衣での泳ぎが想像以上に困難であること。
その4 運動不足。
その5 樽型体型。


4・5あたりが一番の原因かと思われますが、乗艇が思っていた以上に困難でした。


艇の進水式の後に、必ずやろうと思っていたこと。


それは、「沈脱・再上艇のトレーニング」略して『チン・トレ』


艇の上でヌクヌクと温まり、そして海水で冷やす、そして再乗艇して体を温めて、海水で冷やす、そしてまた再乗艇・・・


この鍛錬で沈脱でもパニックにならない精神力をやしなってきました。
(やっと書き出しに繋がった)


本当は、沈しないように努力をしなくてはいけないし、するような状況を自ら作ったり、荒れた海に出て行くようなことは慎みます。



今回、往復5時間かけて、自動車道料金とガソリン代合わせて約3000円かけてチン・トレしに行ってきました。