こんにちは!

5月初旬頃に阪大の入試成績開示があったので今回はそちらと、加えて阪大入試の思い出を話そうかなと思います。早速ですが開示結果

配点は数学250、理科250、英語200です。

二次は463/700なので66%くらいですね。(現役の時は46%くらいでした)

2022は理科が難しく、数学が簡単でした。物理の手応えが微妙だったのですが、意外と6割ありました。数学はほとんどの問題に手をつけれたので、もうちょいあるかなと思いましたが、数学の採点は結構厳しめで有名なのでこれくらいが妥当かもしれません。阪大の英語は採点がかなり甘いので、模試よりも点数が高く出やすいです。

共通テストとあわせて696/1000なので、7割くらいですね。

まあまあ点数がとれたので順位は一桁でした。(浪人したんでただのチートです..)

現役のときは550点くらいだったので、総合で150点くらい上がったことになります。

一年間頑張ったのが報われてうれしかったです。

(Twitterで #阪大開示祭り 20○○ と検索するといろんな人の開示が見られますよ笑)

 

~阪大入試の思い出~

ここからは入試の時の出来事や感じたことを話していこうかなと思います。

2月24日は梅田のホテルに宿泊しました。普通は前日に会場の下見に行くのですが、僕は訳あって(なんでだろう笑)阪大工学部受験が二回目なので、下見には行きませんでした。はじめて受験される方は必ず下見に行きましょう!

モチベもすこし上がりますし、当日試験以外で焦る確率をできるだけ下げておくべきです。

朝は7時頃に起きて、朝ご飯に前日にコンビニで買ったおにぎりを食べて出発しました。朝は結構緊張しました。 

食欲もあまりわきませんでした。かなりメンタル的にきつかったのを覚えています。

なんせ、前日の夜、入試が終わって遊びまくるという夢をみて、目を覚ますとまだ受験前だった というのを2,3回繰り返しましたから笑 

当時は「たのむから受験早く終わってくれ~」と思っていました。

そんな感じであんまり熟睡できず、朝ご飯もちょっとしか食べられないというあまり良くないコンディションで出発しました。

しかし、いざ出発してしまえば緊張はあまりせず、「とりあえずできることをやろか」といった気持ちになりました。たぶん、私立受験を経て本番慣れできたのではないかと思います。実際、本命校の受験とはいえ、私立受験とあまり気分は変わりませんでした。

これが去年との違いかもしれません。去年は私立受験をせず、阪大に突っ込んだので、阪大の試験に対して「おびえ」があり、あまり実力を発揮できなかった感じがありました。(とくに一発目の数学)

そこで、国公立受験生の方には

「行く気がなくても私立をいくつか受けておく」

ことを強くおすすめします。国立の試験も気楽に行けるようになるかもしれません。

一科目目の数学は例年よりもかなり易化していて、

「医学部医学科の人たち差がつかなくてかわいそうだなー」と思った記憶があります。(とかいっておきながら僕自身はあまり点取れなかったですが笑)

数学がほとんど解けた(と思っていた)ので意気揚々と昼休みを迎えました。阪大入試の各科目間の休み時間と昼休みは意外と長いので一旦建物の外に出て散歩をしたりできるくらいの時間があります。その時間になにをするかをあらかじめ決めておくと良いと思います。

僕は、周り人の「数学どうやった?○番の答え何になった?」という会話を聞くのがいやだったので人があまりいない屋外の場所で自由英作文の題材を書いた紙を眺め、自由英作に対する瞬発力を鍛えていました。

英語は少し傾向が変わっていましたが、特になにも起こらず普通に終了。阪大英語は書けば何かしら点がくる可能性があるので、分からなくても空白にせずとりあえず書くのがおすすめです。

英語が終わった休み時間は一応また散歩に行き、少し勉強しましたが、「やっと終わる...!」という感情に浸っていました笑

阪大理科は物理化学二科目で150分です。得意の化学から解きました。結構基本問題が多く含まれていて結構解きやすかったですが、問題量が多くて時間がかかりました。化学に150分のうち85分くらいかけたと思います。

ちなみに出題ミスであった2022阪大化学第三問有機化学構造決定は、まさか2通りの分子式が考えられるとおもっておらず、C数が多いほうを採用したのであまり困りませんでした。(運もありますね笑)しかし、構造決定自体にかなり時間がとられたので最後までは埋められませんでした。(実力不足)

そんな感じで「結構解けたな♪」とルンルンで物理を解き始めた僕ですが、阪大理科の悪魔は物理に潜んでいました。

阪大物理の中では比較的解きやすいと言われている熱と原子から始めましたが、どちらも結構難しい!撃沈されました。埋めれるところ埋めて次の大門へ進みました。(半分くらい埋めた)

第一問は見た感じヤバそうだったので、先に電磁気からやり始めました。これはそこまで難しくなかったので大体とけて一安心。

最後にヤバそうだとおもって飛ばした第一問へ。やってみるとやっぱり最難問で、本当にわからなかった。最初の4つか5つを埋めただけ。このとき残り時間が約15分。

たしかこのくらいの時だったかな。

突然後ろの人が帰った笑

じつは現役の時も僕の近くの席のひとが途中でかえったのでデジャブを感じながら、

飛ばした物理や、わからなかった化学の問題を残り時間で考えたりしたが、あまり進捗はなかった。そんなこんなで試験が終了。

化学はそこそこ手応えがあったけど、物理は去年と同じ手応えだったので「結局一年浪人してもこんなもんか....」と少し落ち込みながら僕の受験が終了。

少しの間は落ち込んでいたけど、回収時に見えた周りの人の解答用紙が結構白紙だったので希望を持ち続けることができた。笑

 

ここまでを踏まえて受験本番のアドバイスを三つえらんでするなら 

1.前日には会場の下見に行く。

2.休み時間はほかの受験生の会話を聞かないようにする。

3.私立受験を通して本番に慣れる。

でしょうか。

 

蓋を開けてみれば結構余裕で受かった僕ですが、上記のように試験本番は決してうまくいったことが多いわけではないので、もし本番予想外のことが起きて焦っても「少しくらいミスっても全然大丈夫や」という気持ちで頑張って欲しいです。

 

では今回はこの辺で終わっておきます。

今回も読んでいただきありがとうございました。

今回は番外編でしたので、次からはまた模試の深掘り記事を投稿していきたいと思います。もしリクエストなどあればコメント欄まで!

(5月下旬に駿台全国模試があるので、次回は初めての駿台全国模試について)フォローしてね…