妻は、時空を超える。

 

話を聞いてほしい、との要望に応じて、話を聞くと理解ができない。

 

時系列がバラバラ、シーンも登場人物もめくるめく。

 

とあるシーンで感じた感情や登場人物への建前と本音、裏腹な気持ちが入り混じる。

 

全く理解ができない。

 

軽はずみに相槌を打つと、ちゃんとわかってる?との問い。

 

問いに答えると、どうやらなにが違うらしい。

 

問いへの解答に対する違いではなく、今感じてる妻の感情との齟齬があるらしい。

 

また、やってしまった。

 

問いに対する解答を求められているケースではなかった。

 

やはり、理解できない。

 

理解できないが、理解したい気持ちを表情とジェスチャーもちゃんと付け加えて伝えるしかない。

 

理解ではなく、受け入れる。

 

受け入れがたいので、理屈がほしい。

 

女心と秋の空。どうして、こんなにも感情が変化するのだろうか。

 

無常だ。

 

こんなときは、偉人の言葉を思い出して、拡大解釈して、理屈ではないことを頭に入れるしかない。

 

"ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。"

(引用:鴨長明「方丈記」)

 

ここで得た教訓は、偉人の人生に関するお言葉は、知っておいて損はない。