もったいない。

私の母は、今年で77歳になる。父と結婚してから50年以上、パチンコ店の奥さんとして生きてきた。

先日、母親のもとを訪ねた際にふと思った。探し物を頼まれ、箪笥を開けてびっくりする。何年も前の、銀行からの通知、証券会社からの報告書その他、今まで届いた郵便物がほとんど捨てずにしまってある。
「捨てたら?」と言ったが、「いつ必要になるかもしれないから。」と笑って答えるだけで、決して捨てようとしない。納戸として使用している部屋は、正直絶対使わないようなガラクタだらけだ。が決して捨てる事はないだろう。

以前、自宅の押入れを開けて、びっくりした事がある。なんと押入れの中が、タオル(ほとんどお年賀で頂いたもの)と、バスタオル(メーカーさんからお歳暮で頂いたもの)で、溢れかえっていた。よく見るとなんと20年ぐらい前のものもある。
よくぞ、ここまで貯めたものだと苦笑してしまった。
古いものは捨てて、利用できるものは知り合いに引き取ってもらったり、社員に分けたり、お店で使ったりしてほとんど処分をしたが、その量はごみのビニール袋30枚以上になったと記憶している。
次々と処分されるタオルを見ていた父親の表情が、とても寂しそうだったのが印象的だった。

今でこそ豊かになったが、昭和30年の創業以来、苦労の連続だった。その時の経験から、物は捨てない、捨てるのはもったいない、という感覚が染み付いているのだろう。

話し変わって・・・

新規店のミーティングで、既存の設備で使用できる物が沢山あるので、何とか再利用して欲しいと提案するが、反応はイマイチだ(^O^;)
若いスタッフが多いので、もったいないという感覚が全体的に薄い。
設備でも、まだまだ使えると思うようなものも、新しく買い換えたいという意見が多く、もったいないから何とか再利用しようという意識がうすいように感じる。

5号機時代になり、以前のような収益性の高い遊技機が今後発売されなくなる事を考えれば、今までのように、何でもかんでも新しい物を・・・という感覚から、使えるものは最大限使う、捨てるのはもったいない、といった感覚を皆が持つ事が需要だ。(両親のようになれとまでは言わないが・・・)

業界全体が、今までの金銭感覚を変えなければいけない時期にきていると思う。メーカーも、設備業者も、ホール企業も・・・

アプリイの皆さん、お願いしますよ(^O^)/