先月惜しまれつつ亡くなられた俳優、今井雅之さんの追悼上映会に行って来た。今井さんが少年時代に通い、ダスティンホフマンの映画を観て俳優を志したという、兵庫県の田舎町・豊岡市の映画館「豊岡劇場」まで。
20年以上前に今井さんの舞台「ウィンズ・オブ・ゴッド」を観に行き、私が前職場の英字新聞にいた2001年に今井さんをインタビューして記事を書いて以来、親近感を感じていた。そんな今井さんが末期がんを告白し、その後亡くなられた時は、すごくショックだった。だからめっちゃ遠いけど、思い切って行って来た。埼玉県北部から。生前に再会出来なかったから、最後のチャンスだと思って。
行きも帰りも夜行バス車中泊。行きは京都で翌朝電車に乗り換えて2時間15分で劇場の最寄り駅まで。帰りは夜7時に映画館を出て、二回電車を乗り換えて3時間半で京都に戻り、また夜行バスで東京に帰るという、弾丸ツアー。
行きは京都駅で切符の買い方がわからず、電車に乗り遅れそうになるも、なんとか予定通り映画館に到着。
着くなり劇場の外に献花台が設置されていて、遺影を見たらなんか涙が出た(/ _ ; )
劇場には今井さんのお兄様も、喪服姿で来ていた。勇気を持って話しかければ良かった~。
上映会では今井さんがだいぶ前に出演された、「世にも奇妙な物語」のドラマ二本や、今井さんの初監督作品「SUPPIN ぶるうす」などが上映された。
心配されていた帰りの電車も、福知山駅で時間通りに1度目の乗り換えが出来た・・・筈だった。が、乗り換える予定の電車が障害物にぶつかったとかで、まさかの運転見合わせΣ(・□・;)復旧の目処も立たず、夜行バスに間に合わないのが確定( ;´Д`)
京都までは戻れないけど、大阪までの電車があったので、とりあえずその電車に乗った。泊まるところもなく、予約してあったバスチケット(12,000円弱)のキャンセルも出来ず、途方に暮れた。
すると大阪に向かう途中で、地元でお世話になっている女性の尼崎のご両親が泊めてくださることに!!どこの馬の骨かわからぬ私を、急遽深夜に迎えてくれて本当に感謝!!しかも翌日も一日中居させてくださり、朝/昼ご飯と夕ご飯もご馳走してくださって、感謝してもしきれない!!そのお宅のお母様に、母が「泊めてもらって、ご飯までご馳走になって申し訳ないね~」とメールで言っていることを伝えたら、「そんなことようけ言うたらあかん。1度言うたらええから。」と、とことん優しくて、謙虚。素晴らしい。
大変ご迷惑はお掛けしたけれど、電車が止まって帰れなくなったことで、このお母さんとお父さんとお喋りしたりビデオを見たり、とても楽しい時間が過ごせてかえって良かった!!人と人との出逢いは本当に奇跡!!人の優しさに感涙した二日間でした。
おまけに乗り遅れたバスの運賃も最終的に払い戻されて、文句無し!全て神様の素敵な取り計らいだな~♪ 最後の最後に、地元に着いた時に電車の切符を失くして670円×2を支払う羽目になったことは、考えないようにしよう・・・
I went to the special screening of the films of the late actor Masayuki Imai in the town in Hyogo prefecture where he grew up. I took the midnight highway-bus to Kyoto (8 hours), and the next morning I transferred the trains and got to the movie theater 2 and 45 minutes later. I spent all afternoon there.
I left the theater at 7pm, got on the train, and was going to arrive in Kyoto 3 and a half hours later to take the bus back to Tokyo. But then the operation of the train I was supposed to transfer to got suspended!!! It was clear that I wasn't going to make it to the bus that leaves Kyoto at midnight.














