虚-道場 | 骨董と台湾茶 ★ Heal & Spi ★

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工夫茶からの骨董〜金継は時間がとれず休戦中。はてさてお次はどこへいくやら。基本お気楽極楽ブログです♪

その、酔っ払った男を担ぐと、奥まで続く道を歩き始めた。

道の両端は、様々な植物に覆われてしまっていて、周囲も家の中もよく見えない。
外の通りとは大違いだ。

そんな事を思いながら歩いていると、程なく道がなくなり、左手に庭がみえた。
庭の奥にいまどき珍しい日本家屋があった。

こんな処に住んでいるのだろうか?

と思うと、その気持ちを読んだかのように声がした。


「そこは・・・道場・・・」


いつの間にか男が意識を取り戻していた。


「家は・・・あっちだ」


男は道と反対側にある、先程通ってきた茂みの方を指さした。

茂みと思っていたのは、小さな小屋の周りを植物が覆っていたものだった。


「まぁ・・・寄ってってよ。お茶くらいいれるからさ」


と、その男はカギを出すと私に渡し、またうなだれてしまった。

やはり調子がよすぎる・・・運んだのを少々後悔したが、ここまで来てしまったので、とりあえず部屋の中まで運ぶことにした。