PC1を出発し、程なくして長野峠に差し掛かった。長野峠はキューシートの情報によると標高564mでふもとから頂上までの距離は12.7kmで今回のコースの最大標高となっている。地元の金峰山山頂までと同じくらいか。ここも始まる前は、いつも行っている山と同じような山なので問題はないだろうと考えていたが、やはりこれも勘違いだった。

体力の有り余っている序盤の山ではなく、平坦基調とはいえ、70km以上も走った後なのだ。普段のサイクリングであればありえないコース設定。当然キツイ。斜度はそこまでないが、延々と上り続けなければならない。
初めて登る峠は、予想より長く感じることが多いが、例に漏れず長く感じる。登りではやはりしまうま師匠は先行。いつもなら一人で登るところだが、今回はナリーさんが同じペースで話しながら登ってくれたので、かなり助かりました。やっとの思いで山頂まであと一息、のところでトラブル発生。ナリーさんの後輪のタイヤがパンク。
タイヤの表面が少し裂けている状態だったので、チューブ交換及びタイヤの補強を行い、再スタート。
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修理中は道行く参加者が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる。ありがたい。

再スタートからは下りが始まり、気持ちよく下っていると、今度はガーミンの電源がいきなりダウン・・・。走りながら電源を入れなおしスタートさせるも、下りなのでその間1km以上は進んでしまった。

下りもほとんど終わったところで後ろを見ると、しまうま師匠とナリーさんが来てない。少し遅れてしまうま師匠がやってきて、ナリーさんの前輪が下り始めてすぐにパンクしてしまったことを聞かされる。先に行っててくれとのことだったので、後ろ髪を引かれる思いで2人先を目指すことになった。
この辺りは田舎道で、信号はほとんどないものの、山間部で登りも多い。容易にペースアップは許してくれない。

三瀬トンネルの料金所が近づいてきた。この辺には飲食店がちらほらあり、ちょうど中間地点に位置しているため、昼食の休憩をしているブルベ参加者もちらほら見える。「この辺りでRADACさんたち休憩してないかねぇ~?」などと師匠と話しながら店に止まっている自転車を見ながら通過するも、それらしき自転車はナシ。休憩はトンネル通過し下ったところでしようということになり、一気に通過。トンネル内とその後のループ橋は車の通行量も多く怖い。気をつけながら下る。

下り終わった辺りのポプラで休憩。腹は減ってなかったが、猛烈に塩分が欲しくなり、豚汁を購入し流し込む。塩分が体に染み渡る。ウマい!!
ボトルのドリンクも補給して、スタート。

ここから進路を東にとり、那珂川町、春日市方面を目指していくのだが、微妙な登りがキツい。登りが終わったと思ったら、市街地に入ってもアップダウンがあり加えて通行量や信号が増えてくる。120km近く走ってきてこのコンビネーションはつらい。
それと同時に飲食店の看板がやたらと気になり始める。ラーメン屋の横を通過すると福岡独特のとんこつラーメンの匂いが・・・。そういえば腹も減ってきた。師匠と二人で、PC2を通過したらラーメン屋に寄ろうと話し、ラーメンの汁をすすり体に染み渡ることを想像しながら先を目指す。
この辺りで、RADACさんたちに追いつくことは完全にあきらめていた。

大宰府天満宮を過ぎると最後の難関である米の山峠が目前になり、手前のファミリーマートで休憩。ここでは、PC2通過後のラーメンを想定し、手持ちのカロリーメイト及びコーラで補給を行い、ドリンクを補充。
コンビニの補給も飽きてきたナ。

ブルベのスタッフらしき人(?)からこの峠を過ぎたらあとは大きな登りはないので、がんばってくださいと声をかけられ、いざ出発。
この辺りから風が強くなってきた。日もだんだんと陰ってきて少し肌寒い。先週の天草の記憶がよみがえる。例によって登りでは師匠においていかれるため、一人で淡々と登る。頭の中はラーメンの汁。米の山峠をクリアし、下りきったところでPC2のセブンイレブン穂波津原店へ到着。
ここまでの距離約160km、時刻は午後5時30分を過ぎていた。
これから先は未知の領域に突入だ!!そしてラーメンだぁ!!
(つづく)