ハーイ!
女優霊をみたけど、何が怖いのか理解できなかったので…
4回くらい見たけど…やっぱりわからず…「私言うわよ」というセリフだけ覚えてしまったBBGI/TR AEですwww
本日の調査は…
我が家に居るベタの女帝について…
サイズ感は、ベタ飼いのお宅に居らっしゃるオスのボディサイズと変わりません(笑)
お腹の厚みに関してはオスより太いです…ちゃんと♀ですよwww
そして、ヒレの大きさはプラカットよりも大きく…気に入らない相手をボコる性格を持っています。
どうして…こうなったのか原因を探りたい…
一般的にはコレをオス化なんて呼んじゃったりしています。
【購入時】
トラベタ♀として売られていた…
サイズは一緒に売られていた他の個体と同じ…今のたまくらい…
【現在】
幾度となく戦いデカく大きくなった…
鰭は綺麗な円を描くような形には戻らず…修復の度にトレープな仕上がりに…
サイズはたまの2倍くらい…
この横綱級のメスのオス化については…
日本語で言うオス化のような状態を普通に英的に検索しても…
人類のLGBTの問題が引っ掛かってきてしまうので…
なかなか、たどりつかなかったですが…
単に調べ方が悪かった(笑)
遠回りしましたが面白い記事もちゃんと見つけてきましたwww
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【一般的な雌♀のオス化に関する初見】
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・フレアリングする
・オスへの強烈な反撃、または攻撃
・アグレッシブな性格
・他に比べて大きな個体になる
・鰭が大きくなる
・泡巣を作る
・繁殖がうまくかない
など…個体によってはこれらの要因が重なっている為、繁殖までには至らないケースが多い。
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【異性質の転換について】
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主に、魚類に関しては雌から雄への転換が知られているが、陸上脊椎動物からは性転換はほとんど報告されていない。
また、魚類であってもサンゴ礁にすむものを中心に多くの種で性転換が知られているが、軟骨魚類からはまったく報告されておらず、性転換が知られているのはすべて硬骨魚類である。
この理由として、もっとも有力なのは軟骨魚類は、すべて体内受精であり雌雄の生殖器構造が大きく違うため、性転換のコストが高いためではないかと考えられている。
また雄のメス化を行う種は魚類で、よく研究されているものにスズメダイ科のクマノミ類がある。
クマノミ類はイソギンチャクに共生し、ひとつのイソギンチャク内で最大の個体が雌、2位の個体が雄、3位以下は未成熟となる。
雌がいなくなると、2位だった個体が雌に性転換し、3位だった個体が雄として成熟する。
※余談ではあるが、ニモという際に「い」の口の形のまま「ね」に続けて普通に「も」というと、いい感じの発音になる。
ハゼ科のダルマハゼ、オキナワベニハゼなど一部の魚類では、両方向に性を変えることができるものが知られている。
淡水魚の場合では、グッピー・プラティ―・モーリーなどが性転換するとされている。
以上の事から、ベタに同じような身体的特徴がでないものの性質として、メスのオス化はあり得ると考え、更に調べた結果、興味深く面白い記述を見つける事が出来た。
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【ベタの性転換の可能性】
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US National Library of MedicineNational Institutes of Health(USAの国立医学図書館)にある記述ではベタに関しての研究結果もあった。
++++++++++++「ベタの性決定メカニズムについて」++++++++++++
245匹のメスの個体の卵巣を摘出し、このうち104匹はオス化ではなく完全に生殖機能を持った雄へと変化した。
変化した104匹の中からさらに、23匹は他のメスと正常に繁殖する事ができた。
成熟個体としての判別では23匹中11匹にとどまった。
元はメスだったが、このような転換されたオスと従来のメスのと産卵において生まれてきた個体の雌雄は混合という結果が出ている。
オスの魚は異種間異種性であり、現在、いくつかの著者によって保有されている見解では、これらの産卵では雄は産生されないであろう。
オスの異種性は本研究では主張されていない。
他の研究とは対照的に、手術で生き残ったベタのほぼ3分の2が性転換されて以来、メスの実験的な性転換はまれではない。
性転換された魚の肉眼的解剖および組織学的観察により、卵巣が除去された後も残って再生される。
再生された組織は卵巣になるのではなく精巣であり、能動精子形成を含んでいた。
ベタに適用されるかもしれない性決定のいくつかの代替方法が検討できる結果となった。
これらには、2つの異なる性決定競合の可能性、外因性因子の影響、および性決定の多遺伝子系が含まれる。
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もっと簡単に言えば…
・ベタのメスは卵巣を摘出しても再生する。
・摘出後に再生したものは卵巣ではなく精巣である。
・ベタのメスは自然的ではなくとも外的処置により全てではないがオスに転換させる事ができる。
という事が判明。
通常の、魚の場合ではメスばかりの中でメスがオスへと変化するのは、種の存続である事も多いが、ベタの場合には、これが当てはまらない。
結果、AE的見解としては…
ベタのメスが、男性ホルモン・女性ホルモンを持っていて、卵巣を取り除かれたことにより、そのバランスが崩壊…
ベタは再生能力高めなので、女性ホルモンが崩れた状態…男性ホルモン活性化…つまりオスのような状態のまま再生した為、個体はメスでの再生ではなくオスとしての再生になり、転換すると考える。
つまり、メスのオス化…単に男性ホルモンとのバランスが崩れているのではないかと思う。
ただし、メスの個体が遺伝子的に元々どちらにもなれる要因を持っている場合、ホルモンのバランス比が変わったとしてもベタそのものの健康には何ら問題はないという結論。
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【オス化のメス個体の可能性】
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オス化した個体は本当に繁殖には不向きなのか…
これに関しては、まだ確証は得られてないものの…
体が大きくなってしまった、我が家のメスのような個体には…
ジャイアント要素の可能性がある。
細かい事は今回割愛するものの、ある一定化においてベタの中でも大きくなる個体がおり、その個体の雌雄を掛け合わせることで、子孫が徐々に大きくなる。
それが繰り返されてきた事によって、今日のジャイアントベタとして世に広がっている為、同じように大きなオス個体がいる場合であれば、他を牽制してしまうような大きなメスを掛け合わせる事が可能。
但し、サイズは他のメスと変わらない場合のオス化したメスに限っては、ジャイアントを子孫に持つ可能性は低いと言える。
いかがでしたか?
ベタのさらなる真実がどんどん出て来たんじゃないかと…
かなり生物学的内容てんこ盛りだったかもです。
まぁ…自分の中では、アレコレ読んだ結果、ナルの暴君っぷりには納得したので…
小難しい事は抜きにして…
色んな色のメスを混泳させたい欲望だけは消えない今日このごろです…
そして定期的に見たい、ヤバい小型ベタ水槽www
見過ぎると、正直…これが普通なんじゃないかと錯覚してしまう…
一番上のツタンカーメンはナショナルジオグラフィックの製品。
にやにやしてしまうwww