CARP時代 ~The Golden Age Of CARP ~ ver.2016 -3ページ目
6回表。0-1。2アウト2塁。

DeNAルーキー柴田が黒田から放ったライト前ヒット。

ホームに突入する倉本をノーバウンド返球で刺したのは、天谷の肩だった。



守備で粘投の黒田を援護すると、その裏、チームメイトがお膳立て。

丸、ルナの連打でチャンスを作り、新井が同点タイムリー。

つづくチャンスで打席に立った天谷の打球は、ライトの右に弾んだ。

2-1。逆転。



毎年のように、ここまでチームを支えてきたベテランが由宇に流れていく今のカープ。

それはもちろんチーム力が上がっていることの証明で、喜ばしいことだ。

でも、なんだか少しさみしい思いがあるのもたしか。

廣瀬は、梵は、今年一軍に上がってこれるんだろうか?



20年目の黒田が、今季初勝利で通算194勝目。

18年目の新井は、今季4本目のヒットで通算1975本目。

でも、ベテランはこの二人だけしかいないわけじゃない。



今日の天谷は、ライトからのレーザービーム、逆転タイムリーに続き、8回裏には自慢の足で貴重な追加点を奪う。

この天谷らしい活躍、そしてお立ち台に立った黒田と天谷の姿を、由宇にいるベテランたちもしっかり目に焼き付けたことだろう。



昨日、菊丸を途中で外したことで、控え選手のモチベーションが上がったはず。

今日の天谷の活躍は、由宇のベテランたちに、

「もう一度絶対マツダスタジアムで活躍するぞ」

そんな思いを強く抱かせてくれたんじゃないだろうか。



由宇で元気な姿を見せれば、今年の緒方監督はチャンスを与えてくれるはず。

それはもちろん、ベテランだけじゃなくて土生や美間などの若手も同じだ。



今年のカープは、育成まで含めたチーム全員で戦える。

そうしてチーム一丸になれば、秋に笑うのは間違いなくオレたちだ。
9回表。1-2。DeNAの攻撃。

センターの守備についたのは天谷。セカンドの守備についたのは安部だった。



3番丸で終わった8回の攻撃。

9回裏の攻撃を考えれば当然とも言える采配。

でも去年の緒方采配なら、間違いなく8回代打で出た天谷も安部も交代になっていた。

この采配の変化は、間違いなくチームを変えるだろう。



采配で言えば、ライトのスタメンに下水流を使ったのも大きな変化。

その下水流も、代打の松山も結果は出せなかったが、

「がんばっていればチャンスは与えられるんだ」

控えやファームの選手に、そう意識づけしていくこと。

それがチーム力を上げていくために必要不可欠なモチベーションになっていく。



抜擢した選手が結果を出せることは、決して多くはないだろう。

そんなとき、どうしても実績のある選手に任せてしまいたくなるものだ。

でもそこで、ぐっと胆力を使って

「責任を取るのはオレなんだから、お前は思い切って自分に力を出してこい」

そう言って、実績のない選手がプレーしやすい環境を作ってくれればと思う。



今日の開幕戦。

チームは去年から引き続く貧打で、1点しか取れずに敗戦。

でも、明るい光明は見えたと思う。

チームが変わるのに、選手が変えていくのは難しい。

監督が変われば、チームは自然に変わっていく。



2016年のカープは、新しいチームになる。

ここからの成長が楽しみだ。
2016年シーズン、いよいよ明日開幕。

2014、2015年とスポナビで更新していたブログ「CARP時代」、今年はアメブロに引っ越して更新予定。



カープ25年ぶりの優勝、そして日本一。

新井の2000本安打と黒田の200勝。

2年目の緒方監督の采配やいかに。



今年もカープを見て、一喜一憂。

そして秋には旨酒を飲もう。

そんなわけで、今年もよろしく。