オカリナの石膏型を作ろう | てっせんさんの遊び場 ☆水墨画と陶芸を愛する中村鐵遷(なかむらてっせん)のブログ☆

オカリナの石膏型を作ろう

オカリナを作って「面白いな」と感じるのはフリーハンドで作る時です。ただフリーハンドで作るオカリナは、その時々の粘土の量によってオカリナの空洞の体積が変化するので指穴の大きさを変えなければならないことです。例えば今作っているC管でレミファソラシド順に穴の大きさを、小、大、中、大、大大、より大大、大となりますが、フリーハンドであればそうはならないのです。1個1個の求める穴の大きさをチューナーで確認しながら削るのです。それが面白いのですけどね。外型を石膏で作ると大体の中の体積が決まり、従って指穴の大きさも大体決まってくるので調律作業が楽になります。石膏の型は原型の約半分に粘土をあて、周りに粘土の板を巻きつけて壁を作って石膏液を流し込みます。石膏が固まったら原型に当てた粘土や壁を取り除き、半分固まった石膏面に溶かした粘土のどろどろ液を塗って(薄利剤)、石膏の外面にあわせて粘土の壁を立てその中にまた石膏液を流し込みます。すると原型が石膏の中に埋没した形になります。流し込んだ石膏が固まったら外側の粘土壁を取り、上下を割ると中の原型がむき出しなりますので石膏型から粘土で作った原型を注意深く取り除いてください。その後石膏型は柔らかいスポンジなどで綺麗に洗って乾燥させます。よく乾燥させた型の半ずつに粘土を指で押し当て、二つを合体させて中が空洞のオカリナの元が出来ます。適当な硬さに乾燥させて、まず音がよく出るように歌口を調整します。この作業が一番難しい。しっかり音が出たら、ファとシの指穴の上側に小さな穴を開けます。これは調整穴であり、ドより低い音がほしい場合に使うための指穴となります。その小穴により求めるCになれば次にD、E・・と進むのです。正式なオカリナは難しいので、音が出るだけの土笛、次に4穴オカリナと進化する方法がオカリナを作っていく近道のように思います。昨日から写真が入れられません。どうしてか判らず写真はありません。

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